そうか、こうやって木の家を建てるのか。 「200年住宅」と工務店選びの知恵

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著者 : 田鎖郁男
  • 小学館 (2011年2月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881678

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そうか、こうやって木の家を建てるのか。 「200年住宅」と工務店選びの知恵の感想・レビュー・書評

  • しっかり書かれた良い本です。
    ある程度の資金のメドがあるなら、本当に満足のいく家を建てるための実用的な視点が掲げられており、必読と言っても過言ではないと思います。

    一般的に素人は信頼できる工務店を選択できないため、割高と分かっていても有名ハウスメーカーと契約してしまうという方が多いんじゃないでしょうか。

    この本には、長年の著者の経験と知見、そしてネットワークの中で本当に安心して任せられる工務店の見分け方を示してくれています。

    実例の掲載も豊富なので、具体的にイメージすることができます。

    それでは読書の備忘Memoです。


    【内容をひとかじり】

    ■「住宅完成保証保険制度」

    ■パッシブハウス
    自立循環型住宅
    エネルギー消費を抑えるためにエネルギーを大量に使ってつくった家電製品を取り付ける。
     ↓
    始めから電気を使わないで快適に過ごせる家をつくったほうが正しい。
    自然の力を最大限利用することでエネルギー消費を抑える
    ・重量木骨の家「SOWEデザインプロジェクト」
    ・木造ラーメン構造(SE構法)

    ■年間新築着工数
    2009年
    米国 55万棟
    日本 76万棟
    日本の約2.5倍の人口、約25倍の土地を有する米国が少ないのは、中古住宅の流通市場が桁違いに大きいから。
    「履歴とメンテナンス」

    ■ル・コルビュジエの言葉
    「プランをつくることは、さまざまな考え方をはっきりさせ、固定させることである。
    さまざまな考えを整理して、それが理解でき、実行でき、伝達できるようにすることだ。したがって、正確な意図を示さなければならない。」
    家の外観=ファサード

    ■住宅性能保証制度による検査ができる法人
    ・株式会社住宅あんしん保証
    ・財団法人住宅保証機構
    ・たてもの株式会社
    ・株式会社日本住宅保証検査機構
    ・株式会社ハウスジーメン
    ・ハウスプラス住宅保証株式会社

    ■成功する工務店の選び方 25のスキル/チェックポイント
    1.切り貼り式ホンネ確認シートをつくる
    2.工務店のWebサイトでこだわりを確認する
    3.値段を売りにするチラシは信用しない
    4.立て看板を見つけたら、許可を取っているか確認する
    5.半径50キロ以内の工務店からセレクトする
    6.コンセント・スイッチボックスの高さは統一されているか
    7.部屋の奥行きを感じさせるように床板を張っているか
    8.きちんと「掃き出し窓」になっているか
    9.エアコンの室外機とダクトはどこに設置されているか?
    10.雨樋が外観を損ねていないか
    11.工務店が長期優良住宅を建てたことがある
    12.住宅完成保証保険に加入できる会社を選ぶ
    13.住宅の履歴(第三者検査)を手に入れること
    14.構造計算できる木造住宅=良い棟梁のいる会社
    15.温熱計算できる=パッシブ・デザインでっきる会社は先進的
    16.工務店の社長は、どんな車に乗っているか
    17.会社のこだわりを採用しなくていいか、尋ねる
    18.工務店の社長に家を見学させてもらえるか
    19.30畳を超えるリビングをつくれる工務店か
    20.誰が設計するのか、確認する
    21.建設日程を丁寧に説明してくれますか?
    22.あらゆることを数字で示してくれているか
    23.建設費以外の諸費用の説明をしてくれたか
    24.定期メンテナンスの説明をしっかりしてくれるか
    25.20年後の生活の相談に乗ってくれるか

  • 家関係の本は、何冊か読んでいる。
    夫の仕事の関係もあり、少しは知識や情報が入って来る。

    今回モニターで当たった本、「そうか、こうやって木の家を建てるのか」は今まで読んだ本と
    同じような内容(この建て方が良い、○○工法が素晴らしい、など)かと思いきや、全く違った。


    この著者、田鎖氏は元総合商社の木材本部に在籍され、当時は輸入木材をメーカーや工務店に
    卸す業務をされていた方だった。その時に沢山の住宅施工会社を見て来られた。

    その知識を生かして、企業。今の住宅事情に、業者、消費者(施主)両方に対してアピールする
    ネットワークづくりをされている。


    そしてこの本は、その消費者(施主)に対して「どうしたら良い家がつくれるか?」のポイントを
    分かりやすく基礎的な知識から(歴史も!)、施工業者の選び方、施工例をカラー写真でまとめてある。


    その中で面白い内容を紹介。

    家を建てる予定がある著者の友人が、三社(ハウスメーカー、設計事務所、工務店)にコンペを依頼。
    友人に家の各場所にポイント配分してもらい、それをもとに三社の出して来た設計図(同じ設計ソフト
    使用)に採点してもらう。
    この友人はどれがどの業者かは知らされていない。そして面白い結果が出る。
    また、予算に対しての見積りの内訳の裏話もあって、これも驚きの話だった。


    驚きと言えば、間取りや好立地(この本では東南角地が例)に対してのメス(どう表現していいか・・・
    でもこの著者の切り口はメスに例えるのが一番良いと思う!)。
    分かりやすく間取り図や立地図を入れて(坪単価も入れて)説明してくれる。チラシで見ているものと
    一緒だ。だから、すんなり言葉が入ってくる。そして業者の裏側が分かってくるのだ。


    業者からしてみたら、あまり良い本にはならないのであろう(著者もあとがきに記してある)。
    でも細かいチェックシートをきちんと理解して、それをもとにこういう家を建てたいと想いが
    あり、「よしやりましょう」と言ってくれる業者がいたならば、そこで先ず良い信頼関係が
    結べるのは間違いないと思う。

    著者の想いは強い。そして素敵だ。業者側でもなく施主側でも無い。両方を結びつける役目を担い、
    遂行しているかのようだ。(でもこの本は施主側に対してのものであり、あとがきでは「正しい
    消費者は正しいマーケットをつくる」と記している)


    最後に著者の言葉(あとがきより抜粋)
    あなたの家が、20年後ーいや200年後の家族も幸せにしてくれますように。



    地域のあり方、環境への配慮、全てを考慮してある家づくりは、今この時代だからこそ考えて行きたい。

  • これから家を建てようと考えている人に、ぜひ読んでほしい本。

  • 注文住宅建築を考えてる方にお勧めです。

  • わかりやすく、工務店の選び方について書かれた本。
    家を建てるときには比較検討して施主もしっかりと勉強することが本当に必要だと思う。
    ハウスメーカーで仕事をしていて、そう感じます。家を買うことをバクチにしないために目安になる本だと思う。

  • http://sgk.me/gnEWJl木造の一軒家って誰でも憧れる夢ですよね。無印良品の家などでも採用されているSE構法で有名なNCN社社長の家を建てるノウハウが満載の作品です。構造計算もしっかりできているので、これから家を建てる方にも安心できる1冊です。

  • 建築家というよりは工務店に住宅設計を頼む際のことが書かれてます。
    良い工務店のチェックポイントなどわかりやすく書かれてました
    それはそのまま設計者が注意すべきことでもあるのです。

  • これから家を建てる人におススメ
    興味ある分野なので無我夢中で読めました。

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そうか、こうやって木の家を建てるのか。 「200年住宅」と工務店選びの知恵の作品紹介

「木」と「木の家」と「工務店」を知り尽くす著者が裏の裏の裏事情まで明かす。200年住める理想の「空間」を手に入れるすべてのノウハウがこの一冊に!建てる人も建ててしまった人も必読の「新常識」を凝縮。

そうか、こうやって木の家を建てるのか。 「200年住宅」と工務店選びの知恵はこんな本です

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