「来ちゃった」

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著者 : 酒井順子
制作 : ほしよりこ 
  • 小学館 (2011年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881739

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「来ちゃった」の感想・レビュー・書評

  • 表紙は、こけし2体の写真で、とっても不気味キュート。この表紙だけで、内容が想像できよう。
    「女流阿房列車」に比べると、比較しようもないほど鉄度は低いが、その分、同じ旅路を楽しめそうな感じ。とはいえ、連載されていたという「プレシャス」の愛読者が同じ旅路をたどってみたいわ!と思われたかどうかは不明。
    とはいえ、毎月このような旅を思いつき、実行に移し、月刊誌に掲載するというのは、楽しいようで、なかなかのハードスケジュールっぷり。


    以下、備忘録。
    多良間島
    アイルランド:レプラコーン、Number31、Hunter's Hotel、AVOCA
    秋田 後生掛温泉
    広島 アンデルセンの本店
    長野県 ペンションきのこ、DANLO
    奄美大島(加計呂麻) ヒロアイランドスタイル
    大間 体験型民宿葵

  • <閲覧スタッフより>
    女の旅エッセイ!!高級路線の大人向け女性誌「プレシャス」の連載をまとめたものです。じゃあハイクラスな旅なの?と思いきや、それはそれはマイナーなスポットを巡っています。北から南へ、食を求め、温泉を楽しみ、海へ山へ、はては島へ!全国津々浦々ゆる~く旅しています。イラストもゆる系。こんな旅もきっとアリです!
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    所在記号:291.09||サカ
    資料番号:20098224
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  • まえがきにもありましたが、どうしてそこに!?というような秘境並のところによく行かれています。素敵。

  • ほしさんのイラストがいい!
    臨場感があってイメージが湧いて行きたくなった。
    酒井さんの淡々とした語り口も好き。
    線路がなくなっても行き止まりじゃない!
    励まされた。

  • ニッチな旅行本。
    失礼ながら、高度な知識と男性顔負けの行動力を持つこの女性。
    なかなか結婚出来そうにないな〜、と。まあ、大きなお世話でしょうが。
    ほしさんの挿絵は最高!強気の文章とほしさんの柔らか~いイラストが絶妙なバランスで中和してた。
    旅先は主に国内時々海外。とても質の高い鉄道の旅。
    表紙のこけしの意味が一番最後のページであきらかになるのも奥ゆかしい!

  • 酒井さんとほしよりこさんがコラボした旅エッセイ。いわゆる観光地ではなく、電車を乗り継ぎあちこちに旅をスタイルが新鮮!最後のお二人の対談やほしさんのあとがきのイラストが気に入りました。

  • 最長の路線バスに乗りたい。

  • 酒井さんお一人で旅していたと思っていたら、あとがき読んで編集さんとほしさんも一緒だったようですね。ほしさんの絵は味があります。日本のあちこちを旅されて羨ましい…そして鉄道旅も羨ましい。お金と時間があればなー。

  • 楽しそうな旅。著者とは気が合いそう。

  • あまりメジャーではない場所をめぐる旅。派手さはなかったけれど、読み進めて行くうちに、あ、行ってみたいなあ、と思えてきました。たくさんの場所が紹介されている分、ひとつひとつの旅のエッセイはシンプル。きっともっと奥深い旅だったのでは、と思います。

  • 旅はやっぱりいいなぁと思える本。

  • 酒井 順子さんの旅行エッセイ。結構ハードスケジュールっぽいけどさらっと書いてあって、旅行っていいなという気分にさせてくれる。ほしさんのイラストもまた風情があっていい。

  • 自分も行ったところも何件かあったので、興味深く読めた。本の出版がギリギリ震災前だから、この本掲載以降に状況が変わった部分もあるのだろうと思うといたたまれなくなる。田代島とか岩泉線、山田線、三陸鉄道とか。
    雑誌の連載だから紙面に限りあり仕方ないかもしれないが、もう少し深く読みたいなと思った、てか1回の旅がボリューム満点で積み込みすぎなのか?

  • 「…というか「見ちゃった」」

    負け犬(?)エッセイスト・酒井順子さんと「きょうの猫村さん」のほしよりこさんが、北海道は稚内から沖縄は多良間島まで日本各地を毎回一泊二日の旅でまわる。

    鉄道好きの酒井さんが、本書では各種の乗り物はもちろんのこと、行く先々で渋めの見学や体験をしている。四国で遍路旅、東北で芋煮会、琵琶湖で十一面観音参り、広島で閉鎖前の広島市民球場野球観戦、等々…。どこへ旅しても酒井節は健在。

    これまで酒井さんのエッセイは単独で書かれたものしか読んだことがなく、面白いとは思ってもそれはつねに酒井さんの一人語りであった。本書がちょっと新鮮だったのは、ほしよりこさんがイラスト担当ということで共著になっていたことだ。

    ほしさんは酒井さんより8歳年下で、どうやら本書ではじめて一緒の仕事をされ、旅も共にされたらしい。なので、あとがきはほしさんがイラストで書かれており、6ページほどの短いものながらこれがイイ。さすが漫画家さんだけあってよく観察してるんです。ほしさんの酒井さんへの素朴な驚きや感心などがストレートに書かれている。いわばこれは、「『来ちゃった』旅のメーキング」ともいえる。

    たとえば、本文には相変わらずするどくもユルく、好奇心全開で旅する酒井さんがいるのだが、旅の間ほしさんが最もよく見ているのはそんな酒井さんの寝顔。鉄道でも、バスでも、フェリーでも、実は酒井さんはよく寝てるらしい…。こんなの、書いちゃっていいんですかね~(笑)

    旅の先々で酒井さんが静かに「あの人好みです」という男性はいずれも、ほしさんが思わず「えっ!!」というリアクションになる名づけて「ダルマ系」。

    総じてほしさんの酒井さん評は「一見普通のキレイな女性ですが他の人と全然違う!静かに衝撃的!」。う~ん、なんか違うぞ。ここにいるのは私が知ってる酒井さんじゃない。

    思えば本を読むことは著者と一対一で対話をすることでもある。とくにエッセイなど著者の考えることがストレートに表現される作品では、自分も「ふーん」とか「そうそう!」とか「それは違うだろー」とかつい反応してしまうので、その「著者と対話している」感が強く、同じ著者の作品を何冊も読んでいると自ずとその著者のイメージが出来上がってくる。

    でも別の人から見るとそのイメージはまた違うものになるんですね。とくにほしさんはナマ酒井さんをご存知なわけで、そこから出てきた酒井さん像は、読者の、本を通じた著者との対話からだけではとても知りえないものでした。

    なんだか本書の中身の話じゃなくてすみません。でもほしさんのおかげで酒井さんの違う面も発見できて楽しく有意義な日本一周の旅でした~。

  • これ、文庫化しないかなぁ。旅先で読んでみたい。そしたら、必ず次に行きたいところが見つかって旅ループから抜けられなくなりそう。ほしさんのイラストがあったから飽きずに読めた。

  • 雑誌に掲載されていた旅の連載をまとめた一冊。観光どっこいしょ!というのではなく、ささやかな楽しみを目的とした大人の旅が満載。

    二人旅、一人旅、女子旅、同期旅。
    視点も食べ方も移動手段も違うから、同じとこに行っても別の感じ方があって面白い。

    今行きたいのは、屋久島(先月行った)、伊勢、出雲・鳥取砂丘、四国(何度目?)、富良野と旭川だったけど、この本読んだら行きたいとこが更に増えてしまった!日本いいなぁ。
    以下、覚書也。

    ☆後生掛温泉(秋田)
    汗かくのが大好きな私としては興奮間違いなしの村。本格的な湯治は、草津の更に奥に位置する万座しか行ったことがない(行ったら逆にかぶれた)けど、ほしよりこさんの「箱蒸し風呂」のイラストを見たら途端に行きたくなった。他にも泥風呂、打たせ湯、蒸気サウナがあり、更には寝泊まりする寮もオンドル部屋だなんて。ちょっと!ヨガなんかしたら汗だくじゃないですか。即席ホットヨガ?いやー素敵!!なーんも考えず、ただただダラダラしてお風呂入って本読んで…なんてまさに極楽。行ってみたいよー。

    ☆立川黒部
    ナローゲージで有名な黒部峡谷鉄道。トロッコ列車ってガタンガタン可愛いイメージだけど、実際は過酷な労働の移動手段だしとっても危険な乗り物なんだよね。

    ☆いわきスパリゾートハワイアンズ
    『フラガール』!!!

    ☆パレスホテル東京
    サングラスに帽子で優雅にカフェりたい。

    ☆星野村(福岡県)
    茶畑に星空なんて!なんて贅沢な!この上ない幸せじゃないですか!!という村。霧が多いとお茶が美味しくなるらしい。自称お茶好き(コーヒー、紅茶も大好きだけど)の私としては是非、星野玉露の「しずく茶」と闘茶(
    玉露、煎茶、白折、番茶、ほうじ茶を当てる)を体験してみたい。

    あー早くD5100ぶら下げて旅に出たい!!!

  • 猫村さんのほしよりこさんのイラストに惹かれて。
    あまりメジャーじゃない場所、乗換えや運行本数の兼ね合いでちょっと行きづらい場所に出かけていく酒井さん、ほしさん、編集のたかはしさんの女性3人。
    インスタントの旅ではないのが好感持てます。わりと抑え目の文章ですが、ところどころ旅先の興奮が感じられます。
    余呉の徳山鮓には必ず行こうっと。

  • エッセイストの酒井順子さんが『今日の猫村さん』のほしよりこさんと編集の方と一緒に色々な地を旅した本です。

    私は遠くに旅行に行けない(都内や横浜方面の散歩なら何とか鳴るのですが)ので読んでいるだけで旅行気分が味わえる、
    イラストと文章の妙が合わさっているなという印象でした。
    個人的にもう少し東京にも行ってほしかったのですが…。

  • 旅はいつもぎゅうぎゅうに予定詰めちゃうので、酒井さん達のゆったり充実した旅に憧れてしまいました。

    ほしさんはネコ村さん書いてる方だったんですね。
    こけしの絵付けは流石お上手♥

  • 以前から気になっていたこの本。

    偶然にも図書館で発見して借りてきました。


    『負け犬の遠吠え』で一躍有名になった酒井順子さんの旅エッセイです。

    私自身旅が好きなせいか、人様の紀行文も非常に気になります。

    そして、この本読んで一気に四国熱が上がりました↑↑


    いわゆる観光地ってやつでなくても、旅って楽しいですよね。

    その土地の人に触れたり、文化に触れることが楽しい。

    それを味わえるようになるには、ある程度人生の旨みみたいなのを味わう年齢(とか経験)にならないと、難しいのかな、なんて。

    その土地に一つでもテーマというか、興味を見つけて向かえば、すごく楽しいように思います。


    人様の紀行文だと自分でチョイスしないところの土地の良さなんかがわかって、自分の行きたい先に加えてみたくなったり、自分が行きたいと思っている旅先で同じ視点を向けたらどんなものが見つかるのか探してみたくなったり・・・。

    あとは、自分の地元について、よその土地の人がどう思うのか、っていうのもまた面白いかもしれません。


    というわけで(?)本書ですが、酒井さん、実にいろんなところに行かれています。

    途中からは『猫村さん』のほしよりこさんたちも同行されていたようで、この本のイラストもほしさんが担当されています。

    また最近出された『カーサの猫村さん 旅の手帖』が非常に気になるところです。

  • 訥々とした語り口で綴られる旅行記。
    旅行先がいわゆるぴかぴかの観光地ではなく渋いセレクトばかり。
    地味な良さを再発見する旅に出たくなります。芋煮会、参加してみたいなぁ!
    海外に舞台を移しても酒井さんは全くぶれないマイペースさで好感が持てます。
    そして『今日の猫村さん』でおなじみのほしよりこさんのイラストがまた良い感じ。単行本ではカラーで見られないのは残念だけど、あとがきが面白いので満足。

  • 編集者とほしよりこと酒井順子がテーマに沿って旅をし報告する企画もの。
    3人のキャラがミックスした楽しい見聞録になっている。

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「来ちゃった」の作品紹介

山へ!海へ!裏へ!端っこへ!月に1回×3年間、計36+1の旅の記録。

「来ちゃった」のKindle版

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