城あるきのススメ

著者 :
  • 小学館
3.53
  • (9)
  • (19)
  • (19)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 166
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881753

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 行ってみたい城:滝山城、山中城、竹田城、
    城あるきのススメに出ている行ったことのある城
    安土城、上田城、姫路城、弘前城、松本城、大阪城、吉野ヶ里遺跡、熊本城、彦根城

  • お城が好きすぎてついていけないところもあるが、山城からの想像力などは感心。
    これだけ好きになれば一芸になる。

  • サクッと読めるお城入門エッセイ。

  • 著者が落語家というだけあって、軽快にサクサクと読めてよいです。
    1章おわりにある「城あるき適正チェック」で私はチェック数38、「もう何も言うことはありません。~」という結果。だからか、内容も楽しく読めて、「あ、ここはぜひ行ってみたいなあ」などと感じました。
    が、ここで紹介されているお城というのはメインは中世城郭跡。建物もなにもなく、空堀や削平地からなる、「知らない人が見たらただの山」状態の、本当に「城の跡地」。
    なので、お城や歴史にもともと興味が薄いひとは楽しめないのでは。
    いや、そんな人はそもそもこの本を手にとらないのかな。

  • なかなか良かったです。
    お城フリークと自称する人より、お城、ちょっと気になっていたのよねっていう人にお勧めです(たぶん)。
    私もご多聞にもれず、お城と言ったら天守閣があってこそ城、であって、まさか城跡には何の興味もなかったのですが、ちょっと気になるようになりました。


    読んでいてなかなかウイットに飛んだ内容で、いったい誰なんだろうと作者を見かえして、初めてテレビでもよく見る落語家さんだと気付きました。

  • 落語家で城好きの昇太師匠の作品。
    城といっても一般的な「城(天守閣)好き」でなく、城郭や遺稿・遺跡といった部分から城を大いに楽しめる、いわゆるマニアの領域だ。
    そのマニアっぷりを発揮しつつ、城の魅力を熱っぽく語り、旅行記風に仕上げてある。喋し家らしく文体もユーモラスでテンポ良く進む。
    実体として今は無いが、かつては有ったという城跡は、日本全国で数多くあるらしい。自分の身近なところにも調べてみれば出てきそうだ。
    天守閣ベースで城訪問をしているが、一度昇太さんのお薦めに基づいて城、いや城郭巡りをしてみようかと思わせられる1冊。

  • 読み進めるのがけっこう骨折れた;けど雑兵姿の昇太はかわいかった!

  • 44p…織田信勝→織田信雄

  •  題名の通り、城をテーマにした本である。全国各地に落語をする合間に、城廻をしたことについて、著者なりの感想を綴っている。城と言えば、天守閣、戦国時代の城について話をすれば、しやすいと思うのだが、著者は、生け垣、堀について、熱く語っている。
     最近は、お城ブームであるため、あえて、城を囲っている堀などに、焦点を合わせたのかもしれない。確かに、城を見に行ったとき、水がたまっていれば、そこが堀だと理解することは出来るし、幅のあるものであれば、これだけのものを作ったのであれば、たいしたものだと感心する。しかし、堀には、水がすでになくなっている場合やから堀と言って元々水が入っていない堀がある。その場合、整備されたりして、堀と自分なりに探して見つけないと判らない堀もあるので、そういったことを考えると堀を見るのも楽しいと思う。
     城だけでは、戦いにはならず、堀が必ず必要だし、から堀は、わざと高低差をつけることで、容易に攻めさせず、時間稼ぎをすることで、矢や岩、石などで、敵をやっつけるためにある。
     城廻をするにあたっては、建物だけではなく、敵がどう攻め入ってくるのか、そのために、城は、どのように守っていたのか、城全体を知るももっと深く、城を知ることが出来るのだと思った。
    ◇購入

著者プロフィール

落語芸術協会に所属しており、現在同協会会長。現・『笑点』司会者。出囃子は『デイビー・クロケット (The Ballad of Davy Crockett)』。定紋は『五瓜に唐花』または『クラゲ』。血液型O型。妻は元宝塚歌劇団雪組娘役の宝珠小夏。静岡県静岡市清水区出身。

「2021年 『昔のくらし昔の道具 これなあに?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

春風亭昇太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×