ブッダにならう 苦しまない練習

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著者 : 小池龍之介
  • 小学館 (2011年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881821

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ブッダにならう 苦しまない練習の感想・レビュー・書評

  • 話題の僧侶小池氏の第二弾「苦しまない」ためのハウツーです。
    仏道的に「苦」とは何であるかを柔らかい言葉で説いています。
    なるほどと頷く得るものが多い一冊です。

    第一弾の「考えない練習」は文章オンリーでしたが、今作はちょっとした漫画がついてます。
    でもいらない気がしました。

  • 人間関係、いろいろ疲れることが多いもの。

    この頃、マンションの理事を拝命して、色々壁にぶち当たっている。

    その中で、嫌な気持ちになったり、怒りたくなるときもある。どーすりゃいいのか。

    小池さんなら、なんて応えるだろうと思い、手に取りました。


    【内容を簡単に紹介】

    結論、苦しまないためには……

    まず、

    「あ、いま怒っているな」
    「なんで怒っているんだろ」

    みたいに、"嫌な気分"になっている自分を客観的にみることで、マイナスの感情と距離を取ることが大事なのだそう。流されたら、なんもかんもダメになってしまう。

    次に、嫌な気分になる原因に対して、

    ・自分と相手は違う価値観を持っている。
     (⇒だから、相手に認めてもらえない事もあるし、むしろ非難されることもある)

    ・物事に執着しない。「しょうがないなぁ」という姿勢。
     (⇒「こうでないとダメ」という考えがストレスをためる。所詮は完全に思い通りになどならない)

    上記のような視点を持つことが大事。


    【心に残った点】

    2点あります。

    1つは、友人関係について。

    当たり障りない関係でもいいから、友人がほしい、という欲。

    それでいいのだろうか。

    小池さんいわく、

    真の友人関係とは、いいところも、悪いところも、伝えあえる関係、だそう。
    (吉本隆明さんも『真贋』の中で似たようなことを述べていた)

    そして、指摘する時は、恩着せがましくではなく、論破するのでもなく、静かに、分かりやすく、ありのままを伝える。

    そりゃそうだ。伝える、と言うことは自分が言いたいように言うのではなく、相手に伝えることを目的に一生懸命伝えることなのだから。(コミュニケーション力)

    私も同感。

    互いに高め合う、切磋琢磨する関係。将来としては、「時として、相手が苦しんでいるのを助けてあげる力が自分にある。時として、自分が苦しんでいるのを助けてあげる力が相手にある(p.72)」関係になる。まさに理想形。この関係を形作っていきたい。

    だから、私は自分を磨く。


    もう1つは、親孝行について。

    この本では仏教の経典から多く引用されているがその中に、

    父母に育てられた借りを本当に返すためには、親の悪いところについて、それを直し、いい方向へ持って行ってあげることが大事。

    という一節があった。

    つまり、生きている中で手に入れた価値観を持って、両親の「真の友」になるということ。

    実体験としてあるのは、
    マイミクさんとの話、そして『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を読んだことがきっかけで実行したことが、私の家庭に素晴らしい影響を及ぼしたことがありました。

    私の中での、家族の位置づけが、大きく変わったできごとだった。今では本当に精神的な支えになっています。

    "両親の悪いところを治してあげた"なんて大それたことは言えないけど、自分が手に入れた教訓、芽生えた価値観で、家族全体がいい方向へ変わるきっかけを作れたんじゃないかと思っています。


    【薦めたい人】
    何か、人間関係で悩んでいる人はぜひ。
    それ以外の人も、軽い気持ちで手に取ってみると、いい発見があるかもです。
    章の最初に引用されている仏経典の一節読むだけでもいいし、
    章末の四コマ漫画読むと、もっと分かりやすくなると思います。
    本自体が、まさに、「真の友」のような感じ。

  • 写経をした時に、ただ写すことに集中できず自分の意識がいかに散漫なのかを知りましたが、読んでいてその時と同じような感覚を覚えました。
    なかなか集中できず、何度も読み返す感じで…

    だけど過去に執着し、未来を妄想するのを揺らぎと意識し、今、この瞬間の心の充足を積み重ねていくという内容のところは腑に落ちた。

    いろんな心の対応本という感じで、中の4コマがクスッと笑えて面白かった!!

  • 1章1章が、ああ、そうそう、という感じ。繰り返し読みたい本です。

  • 面白い。
    ツベで説法とかアップしてないかな

  • 「身体を見つめる」などやってみたいな、と思う内容なども無くはないのですが、如何せん仏陀の言葉が超訳過ぎで全く響いてきませんでした。

  • 怒らない心によって君の心の怒りに勝つように。
    常に、今この瞬間に集中し、未来や過去に意識がぶれるたびに今に戻ること。そうすればどんな時にも心の平静さが回復sてくる。

  • タイトルの苦しまない練習、に興味があったので手に取りました。

    考え方として良い部分はもちろんあったけど、
    成功するのに必須な考え方と反することが取り入れたくないところだった。



    ・本物の親孝行とは、自分が、「かなり」変わること
    ・負の考えを言葉にしないだけではなく、思考しない様にしなければ意味がない
    ・過去自慢をする人は、「今」がつまらない人
    ・まさに「今」していることに意識する練習
    ・業を良くする

  • ま、「超訳 ブッダの言葉」といったところ。
    かなりアクロバティックな解釈をしているところもちらほら。

    基本的に、それほど反発するようなところはないのだけど、やはり違和感をぬぐえないのは、「期待しない」ことを推奨しているところ。
    でもなんだろうなあ、たとえば「もっと成長したい」って意志は、人間の本能と言っていいと思うんだよね。
    その成長する意志すら苦しみのもととして否定してしまうことは、すなわち人間の本性を否定することで、かなり無理があるんじゃないかなあと感じるのだ。

    実際著者も本書を出版したのは、「自分の思いを世に出したい」という期待があったわけだよね。
    とするなら、著者の言動って矛盾してるんじゃないかな。それとも、何か僕の勘違い?

    などなどの感想が。それにしても著者は僕と同い年。大丈夫か?この歳でこんなに枯れてしまって。。。

  • こちらは読みやすかったです。
    漫画もわかりやすくて面白い。

    何年か一度に唯識・瞑想ブームが自分の中で
    巻き起こるのですが(なう)
    これはかなりわかりやすい!
    そして瞑想も始めやすい!
    も少し作家読みしてみます。

  • 人間の本質は昔とあまり変わらない
    参考になりました

  •  2500年前にインドに生まれたブッダは、正しい、間違っているの判断の基準の問われたとき、「それが苦しみを増やすものなら間違っている。苦しみを無くすものなら、それが正しいといえる」と答えました。
     著者は、「苦しみ」のリトマス試験紙で確かめ、自分が苦しまない選択ができれば、心穏やかに生き抜くことが叶うと述べています。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=2317

  • 小池龍之介著「苦しまない練習」小学館(2011)
    *物事を判断する際に本当に大切なモノサシは、実はすこぶるシンプル。それは苦しみを増やすのか、減らすのかを心と身体で確かめさえすれば良いのです。自分が苦しまない選択ができれば私たちは心穏やかに幸福に生き抜く事が叶うでしょう。
    *人生の道のりで自分より高いレベルかせめて自分と同レベルには性格の良い人に出会えないのであれば、いっそきっぱり独りで歩むのがいい。
    *心が安定しているとか自己制御力があるとか、穏やかさや柔らかさがあるといった心の処性質が自分よりも優れている人の見分け方の大まかな指針としては「一緒にいてリラックスできるかどうか」が役立つかもしれません。今の自分よりもすっきりしている思考の人と話したり、一緒にいたりすると乱れている心がその影響を受けてやや静まって安らかになり、心持ちがリラックスしてきます、また、話をしているうちにしばしば本人も気がついていなかった問題点があきらかになり、すっきりする事があります。どんなに悩んでいても、突き詰めて行けばシンプルなものです。
    *結局は自業自得。そうして業を理解して現実を受け入れると、たとえ悪い業の報いを受けたとしても「確かに自分が過去に悪行の種をまいた結果なのだから、その結果を今受けている。その借金をしはらいしょうとも、やれやれ」という穏やかな心持ちになります。嫌な思いをしてもこれで悪行が消えたかな〜と思えば心はラクになります。
    *過去はすでに過ぎ去った幻覚、未来はまだ来ぬ幻覚。現在、自分の目の前にある物事をその瞬間、瞬間に体感する。今日、今この瞬間に意識を集中して夢中に打ち込んでいられるなら、明日の心配など何もない。
    *私たちは刻一刻と老いて行き身体は壊れて行きます。老いというのは、長い目で見れば緩慢に死んで行く事なのです。それは死ぬという事をゆっくり体感していくこと。その現実をうけいれていれば心は安らかです。何のために生存欲求があるのかというと、この身体を維持したい、という強く執着心故。そこでブッタのことばを思い出すのが解毒剤となります。「この身体はしょせん、肉や内蔵や液体の集合物にすぎない」と。しょせん肉の塊にすぎないことが分かってくれば自分の肉体が老い、壊れて行く事も受け入れる事ができるようになるでしょう。
    *呼吸に意識を集中すると、心がニュートラルになり感情にのめりこまなくなりますから、話を聞くにしても、話をするにしても、平常心を保ちやすくなります。また、自分の感情を見つめる際にも有効です。自分自身の感情から一歩引いた客観性を保つためには呼吸に意識を集中させながら行うのが大変役にたちます。

  • なんともありがたいお言葉がたくさん。
    しかし、書いてあることを実行するのはなかなか大変だろうなという印象。
    それができたら苦労してないよ!って思ったけど、だからこそ”訓練”って言葉も何度かでてきていたんだろうな。
    率直な印象としては、

    ・余計なことを考えずに、何事も一呼吸する。
    ・自分を客観的にみる

    ってことが大切なのかなと思った。
    少しずつできることを増やして、苦しまないようになれるようにしよう。

  • 「考えない練習」の著者。むやみに苦しむクセに気づきそこから抜け出す方法を仏教にそって説いている。
    自ら苦しみという刺激を求めていることに驚いた。腑に落ちる考え方で、わりと楽になる。

  • 考えない練習よりも、するりと読みやすかったです。それとも、考えない練習を先に読んだのが良かったのかな?
    考えない練習で基本を勉強して、苦しまない練習で納得した感じでした。
    実践するには大分練習というか、修行が必要な気がしますがゆっくり取り入れて行きたいと思います。

  • ≪県立図書館≫
    初期仏教の考え方が、分かりやすく説かれていた、と感じた。
    苦しまずに生きたい、と願えど、条件反射にまみれている私は、しょっちゅう怒ったり泣いたり笑ったり。。
    感情と思考に振り回されて、雑念まみれだ。
    いやはや、道は遠きかな。

  • 心乱さず生きたいと思っていたときに、この本を手にした。
    人々が苦しみの虜になってしまう過程や原因について言及してある「はじめに」を読み、自分が探していたのはきっとこの本だと思い、一気に読了した。
    各章が短く、また章の作りが「ブッダの言葉→解説→四コマ漫画」という型にはめられていたので、非常に読みやすかった。
    新たな気付きも数多く得られたので、内容には非常に満足している。
    ただ私には、著者の考えが行き過ぎているように思える箇所が多々あったため、評価は★4つとした。

    本書を読んで特に強く印象に残り、生活に取り入れようと思ったポイントを4つ挙げる。

    ■自律することは難題で、難題に挑戦する努力を続けることはカッコイイことだという認識を持つ。(この認識がないと、自分をコントロールできなかったときに、すぐに自己嫌悪に陥ってしまうから。)
    ■嘘をつかない。(一度嘘をつくと、その嘘の整合性を保ち続けるために、嘘とそのやましさをずっと覚えておく必要がおり、結果として苦しみ続けることになるから。)
    ■何かができたら自分の中で評価を上げる、失敗したら評価を下げるという価値観を捨てる。(この価値観を持っていると、外界の変化に対して打たれ弱くなってしまうため。)
    ■メメント・モリ

  • ブッダの言葉を紹介した上で
    具体的な例を出して、解説されている。
    4コマ漫画は必要だったのかな?

  • 美化しない・今この瞬間に集中する・死を受け入れる
    この三つが特に響いた。過去を懐かしんだり、未来を悲観したり、そんなことしてる時間はない。今を必死に、集中して過ごすからこそ、過去を思ったときにそれは良いものになっていて、未来も明るく開けていく。

  • 文章内容は悪くないですが、

    イラストがラフ過ぎてミスマッチな本です。

    ただイライラ120%のときに読むとクールダウンすることができるので助かっています。

  • 引き続き小池龍之介の本です。私たちは煩悩の塊で、それがゆえに日々苦しんでいます。自分の周りの自分以外のせいで苦しんでしまうのではなく、実はすべて自分から発せられる苦しみなのです。
    そんなことをわかりやすくシンプルに教えてくれる優しい本です。
    いちばん心にじ~んとくるのは「アノ人もこの人も私も、100年後にはみんないない。そう思うと今この瞬間を大切に生きようと力がわきます」ということかな。みんな愛おしくなりますね。

  • lesson17の「この瞬間を生きる」が骨子かな、と感じた。
    過去も未来も考えず、他人も自分も評価せず、ただ今現在を自覚する。
    それに尽きるのではないかと。

  • 思い悩む事も快感の一つだとは思わなかったな。

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