海の大国ニッポン

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制作 : 東京大学海洋アライアンス 
  • 小学館 (2011年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881951

海の大国ニッポンの感想・レビュー・書評

  • 海底レアメタル、メタンハイドレート、海洋再生可能エネルギー、漁場の再生、ウナギの生態、マグロ資源の保護、地震・津波の減災など「海」に関連するトピックを、東大に所属するそれぞれの分野の専門家がオムニバス形式で紹介する本。最先端の研究が覗けて興味深く、特に「海底に分布するメタンガスが気候の調整役となっている」という理学系研究科・松本良教授の仮説は面白かった。

    海洋研究の産業応用への可能性を知るには良い本だが、一方で、将来的な展望や構想段階の話も入っているため、内容は少し割引いて読むべきと感じた。

  • 自然エネルギーについては少し盛ってあるように感じたが、海に関する幅広い研究や取り組みを包括的に知ることができたのは面白かったし、文章やレイアウトも読みやすくて良かった。

  • カナダに次ぐ世界第6位の広さを誇る日本の海。さらに現在、排他的経済水域に加え、領土の延長である大陸棚についても延伸請求を国連に行っている。本書では、この巨大な海洋がもつ海底熱水鉱床、メタンハイドレード、海底生物、海流エネルギーなど、多種多様な資源を紹介している。イラストや写真を織り交ぜながらコンパクトにまとめられており分かりやすい。資源の利用には山積する課題を克服し、十分な時間をかけなければならないが、未来への夢は描くことができた。終章では地震のメカニズムと最新の防災対策についても触れられており興味深い内容となっている。

  • 日本の海の面積は世界第6位、という事実は、ほとんどの日本人は知らないのだろう。私も今まで知らなかった。日本は島国で、海は身近な存在だったはずなのに、その海のことを全く知らないとは少々無関心だったと思わずにはおれない。
    日本は海の大国であり、想像以上に海底資源を豊富に抱えた国でもあったのだとこの本では教えている。東京大学の海洋アライアンスが解き明かす、日本の海の不思議と可能性に、少しずつ引きずり込まれていくような本である。

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海の大国ニッポンの作品紹介

日本の未来は身近な海にこそあり。秘められた膨大な鉱物資源や生物資源、エネルギーを、海の英知を結集した東京大学海洋アライアンスが解き明かす。

海の大国ニッポンはこんな本です

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