好奇心ガール、いま97歳: 現役写真家が語るしあわせな長生きのヒント
- 小学館 (2011年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882026
作品紹介・あらすじ
26歳で日本初の女性報道写真家に。小休止のあと、71歳で再出発。97歳、やりたいことで頭の中はいつもビジービジー。現役写真家が語るしあわせな長生きのヒント。
感想・レビュー・書評
-
身体の老いは、生きている限り避けられないません。しかし、心や精神は、そうではないということが読んでいるとよく伝わってきます。著者は、写真家であるので、目の前の被写体の一番良いところを残したいという本能があるのか、なにごとにも前向きで良い面に光を当て続けてきたのが、長生きの秘訣なのかなと思ってしまうほど楽しく、明るくなる本です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学べるうちに学んでおこう。
学べるものは何でも学ぼう。
いつなんどき何が役に立つかわからない。
-
12/6/20 津田沼丸善
12/6/3 ソロモン流
笹本恒子
フォトジャーナリスト・笹本恒子
1914年東京生まれ。1940年に財団法人写真協会に入社、日本初の女性報道写真家となる。
97歳になった今もなお、全国各地で公演や個展の開催など現役として活躍中。
今年の5月に自伝、6月末には写真集の出版、そして間もなく札幌に個人ギャラリーのオープンを控えるなど、精力的な活動を続けている。
今回新たな取材相手として選んだのが、夕張の鈴木直道市長。今まさに財政再生に挑む若き市長の姿をどう捉えるのか。
大正、昭和、平成と3つの時代を見つめ続けて97年。激動の時代を生き抜いてきたフォトジャーナリストとして、そして“女性”として今日も新しさを求め続けている。 -
2018年2月25日読了。図書館で借りた。
すでに著者の本を数冊立て続けに読んでいるので、すでに知っている内容が多々。
-
元気がでますね。
新しいことを始めるには「遅すぎる」とか「歳をとり過ぎている」とか関係ない。
グズグズしていないで今始めないと!と背中を押してくれたような気がします。 -
読みながら齢104になろうという祖母のことを考えた。
この著者は、素敵に自由に心若く生きている。
祖母はどうかというと、こんなに華やかな人生でなかったと思う。
この方は恵まれている。ご本人の心構えやお人柄が素敵というだけではないだろう。
97歳のお年寄りの話というよりも、年齢がなければ女流写真家のエッセイを読んでいるかのよう。 -
97歳とは思えない、とてもかっこいい笹本さん。こんな風に凛として、生きていきたいと思える1冊です。
-
日本初の女性写真家といわれる笹本恒子氏のエッセイ。
どんなきっかけで写真家になったのか、写真家になり、現在までどんな人生を送ってきたのか。
写真家としてのキャリアを一旦捨てたものの、数十年を経てカムバック(当時71歳)。「やっぱり自分はこれがやりたいんだ」と思うことがあれば、いくつになってもはじめることはできるし、縁はついてくるものなんだ。 -
はつらつとした姿に、私の人生だって、まだまだこれからなんだ、と元気になってきた。と思いつつも、何が起こるかわからないからこそワクワクするという強い好奇心と、バイタリティがあってこそなんだろう。