- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882132
感想・レビュー・書評
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ディズニー精神が、そうじからわかる。最近、そうじテーマの本が多いですね
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夢の国と呼ばれ、年間約1000万人の来場者数が来るほど愛されるTDL。来るたびに、時間と現実を忘れ楽しむ事ができる。本書では、お客様が快適にTDLを楽しむためにTDLが「お掃除」でお客様を幸せにする秘訣が書かれている。
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著者は、東京ディズニーランドでカストーディアルというパーク内の清掃・安全・安心を担当するセクションのトップを25年間勤めた。
おそうじは、お客様へのおもてなし・ハピネス(幸福)の提供のため、もう一つはお客様と従業員の安全・安心のために、24時間継続して行っているという。
(メモ)
・お客様にとっては、いつも綺麗であることが大きな価値になる。トータルバランスクリーニングという考え。全体がバランスよく綺麗な美観状態にする清掃方式を採用する。
・ディズニーの行動指針~優先度の高い順に、
1.S(安全)2.C(礼儀正しさ)3.S(ショー)4.E(効率)
*効率が最後の意味は、大人の発想をしてはいけないということ。子供は決してハッピーを金銭で考えたりしないから。
・おそうじは戦略的なゲーム。その日の天候や風向き、入園者数の予測によりあらかじめシフトが組まれる。
・ディズニーの運営は、常に指揮命令系統がハッキリしていること、よく訓練されていること、という意味で軍隊方式/ピラミッド体制といえる。
・24時間の運営上常にピラミッド体制を確保するため、人事上の組織と運営上の組織の双方が存在する。 -
毎日、パークをリセットするために全てを丸洗いするディズニー。汚れる前に掃除をする!お客様を嫌な気持ちにさせないキャストの心遣いと、効率性を両立させたインフラ。丸洗いするためにウォシュレットではない!など、気づきもあって楽しめる。
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カストーディアルの掃除について詳しく書かれた一冊。
毎日深夜0時から開園間近まで掃除しており、しかも全部水洗いをするなんて思いもしなかったです。 -
ディズニーが掃除にこだわってきたストーリーを知れた。自分もキャストとして働きたくなったというのが本音だ。清潔さは商売をやる上で大切。それも『極端』を目指すべき。