遺言 a Will

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 171
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882149

作品紹介・あらすじ

名著『それいぬ-正しい乙女になるために』から十三年、神に選ばれし作家の慟哭のようなエッセー集。

感想・レビュー・書評

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  • ひさびさに野ばらちゃんが読みたくなり手に取りました。野ばらちゃんの内藤ルネさんや森茉莉に対する複雑な心境が垣間見られたりして、私の好きな野ばらちゃんだ!と本を抱きしめたくなるエッセイ集。

  • この方の文体はすきなのだけど、オタクとかパンク
    というジャンルに興味がないので、まるごとは楽しめ
    なかった。一般的な内容のものはつよく共感したので
    シュミが違うことがザンネン。

  • その世界をどんどん拡げていく野ばらちゃん。個性的?個性的なんか糞くらえ!!個性的という言葉で現せる世界なんて底が知れてるやぁ!!

  • 赤裸々ってこういうことを言うんだなと思うエッセイ集。
    前半と後半の内容の違いには吃驚でした。
    まさかAKB48にハマるとは…恐るべし(笑)。

  • ロリータちゃんから、おたくになった経緯?までを書いています。

    あるときから、急にオタクになってびっくり。

    でも、やっぱり野ばらちゃんだなぁと思うような部分もあって、面白いです。

  • 小説だと思って手に取ったらエッセイだった。なんというか、思っていたより芯があって、ちょいと理屈っぽい感じ。もっとラフラフ系かと。

  • 作者自身が「偏執的」と言っているとおり、作者が好む音楽・ファッション等への愛が偏執的に書かれており、正直、作者に啓蒙されたい人が読む作品という印象。
    しかし、エッセイというのはもしかしたら本来そういったものなのかもしれない。
    ということで、個人的にはあまり興味の持てる内容ではなかった。

    しかし、4年間連載の内には趣味にも変遷が起き、リアルタイムに記録されているというのは興味深かった。具体的には、萌えアニメ、初音ミク等のオタク文化への目覚めについての記述など。

    「ツイッター合宿」「国際子ども図書館に行く」は趣味の話ではないせいか良かったように思う。

  • 嶽本野ばらさんのエッセイ、2007からの2010年のものをまとめているので、最初と最後で全然違う野ばらさんが、いる。
    なんだか変な感じ。
    でも好きなモノにまっすぐになっちゃう野ばらさんが好きです。

  • ヘンリー・ダーガーのことを書いていたのが
    びっくり嬉しかった♡
    装丁をもっと可愛くしたら良かったのに☆

  • 待ちに待った野ばらちゃんの本。でもねぇ、野ばらちゃん。萌えについてはもう少しだけ理解してください笑

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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