稲盛和夫「仕事は楽しく」

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著者 : 鍋田吉郎
  • 小学館 (2013年9月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882248

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稲盛和夫「仕事は楽しく」の感想・レビュー・書評

  • JAL再生に成功したあとの稲盛氏を、フリーランスのライターが取材して書いた一冊。

    「稲盛イズム」の中にいた人ではなく、あるところでは傍観者、あるところでは「どうしてそんなことができたのか」と探求者として稲盛氏本人やJALの関係者に接した記録のような一冊です。

    当たり前に正しいことを、正しいものとして人に伝えること。そして、それを理解させることがどんなに困難なのかを知る機会になる本です。

    そして、まずは、自分が自分のしごとに打ち込むこと。ただ我慢するのではなく、間違ったことは辞める、自分がすべきことをする、という意味で、自分の本当のしごとを探す力になります。

  • 与えられた仕事を腐らず愚痴らず一生懸命に好きになるように取り組むこと。道徳を大切にした理念を掲げること。

  • チェック項目10箇所。「霞ヶ関は変わらなくてはならない。3分の1はそう思っている。でも、3分の1は既得権益を守ろうとする守旧派で、残りの3分の1はどっちにつこうか様子見をしている付和雷同型。ラインの上のほうは守旧派なので、霞ヶ関は絶対に変わらない。無力感しか感じません」。仕事とはどのように向き合えばいいのか、就職活動中の学生、新人・中堅のビジネスパーソンから経営者まで、全ての読者の心に火を灯せば幸いである。「仕事を楽しくするためには、仕事を好きになる努力をする事です。好きになる努力とは、今日よりは明日、明日よりは明後日と、次から次へと創意工夫を重ねていく事です」。「仕事は人間性を高めてくれるものです。仕事に打ち込んでいると、不平不満を言っている暇がありません。ブツブツ文句を言っていたら仕事になりませんから、目の前にある仕事に必死に打ち込むと雑念・妄念を忘れてしまいます」。フィロソフィとは、企業理念を実現するための行動規範である、企業理念が目的地だとすれば、フィロソフィはその目的地に達するための航路である。「フィロソフィは作っただけでは意味がありません。学んだだけでも意味はありません。実行してこそ価値があるのです」。リーダーというのものは自分を大事にするのではなく、この集団を救おうとしなければならないのに、どうしても自分が大事、こういう失敗をさらけだしたのでは大変な事になってしまうと思ってしまいます、『馬鹿な事をして』と世間は思うのですが、じつはそうではなくて、みんなそういった局面になれば、過ちを犯してしまう素地が十分にあるわけです」。JALでは、物理的な条件は非常に悪くなったけれども、「頼られている。だから私が頑張らなければ」と社員が実感し、頑張っていくためには毎日毎日の仕事を前向きに一生懸命やらなければいけないというように意識が変わっていったのだと思います。今日の前にある、あなたの仕事に必死で打ち込んでみてください、全力を上げて取り組んでみてください、そのためにも、創意工夫をして、どんなにつらいことがあっても不平不満を口に出すのではなく、常に明るく前向きに、つまり、「仕事は楽しく」やってください。楽をするのではない、楽しくやるのである、仕事が楽しくなれば、人生もまた楽しくなる。

  • 稲盛さんが嫌いなのであえて読んでみた。

    フィロソフィを作ったこと、頭で理解するのと実践できるのは全く異なる。それを社員一人一人に徹底していけば必ず目標は実現する、という趣旨は概ね同意。
    たぶんすごい人なんやと思うけど、校長先生の話を聞いているような、全然実感として入ってこない感じがずっと続いた。

    ただ再生後と言っても3万2000人の社員が全員同じ方向を向いているというのは、仮に企業として強かったとしても気持ち悪いと思うし、僕みたいに斜に構えた社員が絶対にいて、その人達はきっとつらい思いをしているのだろう。
    そんな人達の幸せを許さないようなやり方は、僕は到底認められないなぁと思います。

    あと「適切な対価を要求すること」と「お金が全てではないと思うこと」は相反しないと思います。
    お金が払えないことへの反論が薄い。

    インタビュー本じゃなくて本人著作を読んだほうがよかったのかな。

  • 稲盛さんとJAL再生モノ。さらりとして読みやすい。プロジェクトX系のマンガの原作とかにしても面白いかも。

  • フィロソフィーは作っただけでは意味がありません。学んだだけも意味がありません。実行してこそ価値があるのです。

    感謝の気持ちをもつ
    成功するまであきらめない
    真の勇気をもつ
    見えてくるまで考え抜く
    スピード感をもって決断し行動する

  • (所感)課長からの推薦で借読。JAL再生の立役者達の本音や、稲盛和夫の理念がわかりやすくまとめられた1冊だった。
    (読書記録)
    読始:131130
    読了:131202

  • JALでの稲盛さんの改革、JALフィロソフィの展開について、JALの社員の視点からの取材をまとめた本。
    フィロソフィの考え方についてもわかりやすく解説されている。しかしながら詳細は稲盛氏本人の著作によったほうが良さそうだが。
    ただ、この本、JALの社員のほぼ実名入りでの手記が多く書かれているので、本当にJAL復興に対して、稲盛イズムが受け入れられたさまがよくわかった。そこがこの本のポイント。

  • ◽️仕事は楽しく=創意工夫
    ◽️渦の中心になる
    ◽️業績報告会 部門の責任者(役員)が数字に責任を持つ 予定との乖離の原因分析 対応策
    ◽️部門別採算制度 擬似社内取引
    ◽️JALフィロソフィー リーダー教育

  • JAL再生の立役者、稲森さんのやってきたことを社員のインタビューなどを通して振り返る。
    明日からの仕事に対するやる気を出させてくれるいい本です。
    楽しくて一気に読んでしまった。

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稲盛和夫「仕事は楽しく」の作品紹介

稲盛和夫の最新仕事論

「常に明るく前向きに。そして、仕事は楽しく」――稲盛和夫が破綻直後のJAL社員に説いたことばの真意とは?
サラリーは減り続け仕事量は激増している中、破綻前よりも「やりがい」があると言い切り、嬉々として機内販売商品の開発にまで携わるCA。油拭き取り用に自宅から古着を持ち寄る整備担当達……。彼らはなぜ、宗教的、精神論的と揶揄されることもある稲盛哲学を受け入れ、どうやって消化したのか?
稲盛名誉会長をはじめJAL社員十数名へのインタビューを通じ、稲盛和夫が掲げるフィロソフィの深淵に迫り、仕事とは人生とはを読み解く。JAL再生はあくまでも舞台装置にすぎない。その舞台の上で3万2千人の演者がどのように意識改革、とくに仕事観の改革を行ったかにスポットライトを当てたのが本書である。
「我々は仕事とどのように向き合えばいいのか!?」単純だが究極の命題の答えは、本書にある。就職活動中の学生、新人・中堅のビジネスパーソンから経営者まで、必読の1冊。




【編集担当からのおすすめ情報】
従来の稲盛和夫さん関連書籍は、経営者やボードメンバーの座右の1冊でした。本書は現場で働く、20~40代のビジネスパーソンに是非読んでいただきたい。なんとなく現在携わっている仕事が、断然好きになり、仕事自体が楽しくなり、人生が充実する―そんな1冊です。

稲盛和夫「仕事は楽しく」はこんな本です

稲盛和夫「仕事は楽しく」のKindle版

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