聞く 笑う、ツナグ。

著者 :
  • 小学館
3.57
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本棚登録 : 785
感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882262

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  • 高島彩がどんな人なのかなんとなくわかった気がした。苦労を乗り越えて華々しく活躍している姿は尊敬する。だが本としてはそれほど印象に残らなかった。

  •  著者は元フジテレビアナウンサー高島彩さん。「”高島彩”という人間が、どのようにして形成され、どのようにして今の場所に辿り着いたのか(まえがきより引用)」。これまでのアナウンサー経験を振り返る。

    1.輪に入るために、そこに居続ける。
     ただ黙ってそこに座り、話を聞いているだけでも、得られるものがある。

    2.沈黙を恐れない。
     「間」と呼べる沈黙は余韻。余韻ではない寸断は避ける。

    3.波長を借りる。
     緊張しそうなときは、落ち着いている人を見つけ、その人の波長に同調する。具体的には呼吸のタイミングを合わせたり、その人の見ているものを見たり、気を向けたりするだけ。

    (メモ)
    ・5つのなるほど
    ①基本のなるほど。肯定でもなく否定でもない。聞いていますよのサイン。
    ②驚きを示すなるほど。
    ③共感を示す、ん~なるほど
    ④合いの手のなるほど。
    ⑤長いのコメントの間にはさむ、句読点のなるほど。

    ・アナウンサーになって学んだ5つの話し方
    ①~「が」の発音 「んが」 話の印象が和らぐ。
    ②小さい「っ」を避ける。やっぱり>やはり、ちょっと>すこし、ぜったい>かならず など。
    ③声のトーンをおさえ、です、ますなどの語尾をはっきり発音する。
    ④えー、あのーを我慢する。
    ⑤す「い」ませんではなく、す「み」ません!

  • 元フジテレビアナウンサーの著者が、自分の幼少時代や局アナ時代を振り返りながら、話し方やコミュニケーションのコツ、大切にしている考え方をつづっている。

    物書きは著者の本業とは違うので内容自体はそれほど深いものではなく、正直「こんなものか」と感じた。しかしテレビ画面の向こうで控えめながらも確かな輝きを放っている彼女の、その輝きの源、日々考え心掛けていることの片鱗を知ることができた。
    同僚からの直接的なアドバイスだけでなく、彼女自身が同僚を見て学んだことについても触れられており、著者はよく周囲を見ていて、そこからたくさんの気付きを得て成長してきたのだと感じた。

  • 何事も計算され(いい意味で)努力を重ねてこられた
    それが伝わってきます

  • ★は2.8
    随分前からファンでしたw 思わず手にとってしまったw

    もし、この本のジャンルを啓発本とするなら刺激が弱いかもしれません。著者・高島さんは読み手に女性を意識している感があります。例えば、お肌のお手入れや、服の色の選択についての話などがあります。男性である私にはちょっと違うかな…。また、アナウンサーとして学んだこと・経験についての言及があるので、今後アナウンサーを目指す人・そういう世界を目指す人には参考になるかもしれません。万人向けじゃないかなという印象です。
    10万部も売れたみたいですが、僕と同じくミーハーな方が買ったのかな~とか思いますww

    学んだこと、印象に残った内容:初対面で人の名前を覚えること、他人を具体的に褒めること。

  • 彼女の印象通り、爽やかな本。爽やかな朝みたいな気分になれるけど、中身は特にない。でも、爽やか!

  • 前評判ほど・・・というのが正直なところ。

    でも、自分も真似したいと思ったのは
    ・「すいません」と言わない。
     →正しくは「すみません」だし、こちらの方が響きが上品。

    ・促音便の「っ」を避けるとエレガント!
     ちょっと⇒少し いっぱい⇒たくさん ぜったい⇒必ず
     いっかい⇒いちど もっと⇒より

    ・ベージュは紺との相性がとても良く紺を健康的に見せてくれる
     →紺を着るときは、襟や巻物でベージュを持って来る。

著者プロフィール

1979年2月18日生まれ。成蹊大学法学部政治学科卒。フジテレビジョンにアナウンサーとして入社し「アヤパン」「めざましテレビ」「平成教育委員会」など、数多くの番組を担当。2006年から始まった「好きな女性アナウンサーランキング」(調査:オリコン)では5回連続で第1位に選ばれ、殿堂入りを果たした。2010年末にフジテレビジョンを退社し、フリーアナウンサーとして番組司会、CM出演など活躍中。2011年に結婚、2014年に第一子、2016年に第二子を出産。

「2016年 『彩育 伝える、変わる。 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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