あんぽん 孫正義伝

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882316

感想・レビュー・書評

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  • 著者は!歴史上の人物や犯罪者をルポするのには才があるが、現在活躍中の人物を扱うと、ただのゴシップ雑誌っぽくなり、いけない

  • 書くのに苦労して情報を集めたのでしょうが、週刊誌の連載モノのためか、内容が発散ぎみ。孫さんへの反発が根底にあるのを隠しているようで作者の立ち位置が揺らいでいてノンフィクションの書き方として好きになれない。

  • 序盤30-40ページくらいで断念。

    幼少期から普通ではない人だったらしいが、すごすぎて参考にならない。

  • 孫正義のサクセスストーリー、ではなく、孫正義の根本がどのように作られたか、幼少時代や親・親戚の人間関係などを探っていく。

    あまり興味が持てなかった・・・

  • 週刊誌の連載の単行本化のためか冗長すぎる。取材を受け入れた孫正義の度量の広さには感心。

  • まずは筆者の取材力には敬意を表したい。しかし、読後の後味の悪さは拭いきれなかった。佐野さん自身は、在日に対する差別意識も無ければ、成り上がった成功者に対する嫉妬も持ち合わせていないと言いながらも、「豚の糞尿と密造酒の臭いが充満した朝鮮部落に生まれ」、「いかがわしさ」、と言った言葉を読者に刷り込むかのごとく、しつこく連呼するあたりは、明らかに差別意識や嫉妬心を持つ者におもねる内容になっていると思う。

  • 佐野氏の主観がかなり入っているので、孫正義を読むというより、
    佐野氏から見た孫正義でした。

  • 近年成長している元気な会社はおおむねップの独断でスピーディーな
    アクションの起こせる会社がおおいがその典型的経営者のルーツを
    知りたくて手に取る。 やはり純粋な日本人だけではもうこの国や会社の
    かじ取りはできないのではと思わせるほど韓国・朝鮮にルーツが
    あることが彼の行動に影響している事を実感した。 
    特にエキセントリックさと穏健さがちょうどよくミックスされた3世という
    世代も成功した理由の一つではないか。
    2世のお父さんは濃すぎる・・

    もう少し伝記的な内容を期待していたが、筆者の私感がかなりはさまれており、例の件の後から余計感じるのか もう少し取材者が後ろに下がった
    ルポルタージュを読みたかった。 

  • ひたすら出自、血縁を追究し、孫正義氏の人物像を描き出そうとしているが、幼少時代の体験がいまの孫正義氏の一部となっていることは否定しないが、孫家発祥まで深堀しており、それを以て現在の孫正義氏を論じるにはかなり無理がある。ソフトバンク起業当初の話こそあるが、突然、反原発に話が飛んだり、孫家のルーツを求めて韓国になったりと、肝心のソフトバンクの成長(させた孫正義氏)については一切描かれていない。加えて、半分がインタビュー記事であり、伝記ではなく、著者の取材記録を読まされているような印象。

  • 事前に書評とかで知ってたことで十分だった感じ

著者プロフィール

1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者、業界紙勤務を経てノンフィクション作家となる。1997年、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』(文藝春秋)で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦乱心の曠野』(新潮社)で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞。

「2014年 『津波と原発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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