あっちの豚こっちの豚

著者 :
  • 小学館
4.00
  • (9)
  • (15)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 79
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (73ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882712

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分の生き方ってなんだろう?
    って考えさせられる。

  • 豚の話ですが、なかなかリアルで皮肉な感じ。
    「しかし幸せというやつは、ひととおなじことをやっていないといけませんからな。」本当だ。
    真人間の愚痴だ。

    少し気ぜわしかったので、またゆっくり読みたい。

  • あっちの豚 こっちの豚

    あっちの絵 こっちの絵
    佐野洋子はやるなー。
    本気出しちゃうんだなー、息子にも。
    そんな人だからなんだろうな。

    こっちが大丈夫なら
    あっちも大丈夫なんだな
    自分の好きなところに
    行けばいいんだな。

  • なんだか、よくわかる。

    絵・・・好きです。
    この本の読後だいぶ経ってから、佐野さんの「そうはいかない」に豚をスケッチに養豚場に行ったエッセイがありました。
    負けず嫌いで、佐野さんの気性をも表れている「生きた豚」だと思います。

  • 児童書だけど、この本の良さは大人でないとわからないかも…もちろん、子どもにも読んで欲しいと思うけど。

  • 児童よりも大人が詠むべき。というより、作者が何を言いたいのか、という内容を理解できるのは、児童よりも大人のほうであろう。
    むしろ、児童には悪影響を与える内容かもしれない。
    「文明批判」、「自由主義」というコトバだけでは表すことができない内容だと思う。年代を重ねるごとに何度も読むと、その時々によって、解釈する意味が違うのかもしれない。
    挿絵(版画?)も楽しめる作品。

  • この絵本の以前読んだことがあったのですが、絵が佐野洋子になっていたのでつい買ってしまいました。絵にまつわるエピソード、面白いです。幸せって何かなと思います。

  • 1987年刊の同名絵本は、息子さんが絵を描いています。
    この時、佐野さんも同時に絵を描いていて、採択されたのが息子さんの方だったそうな。
    最後に、息子さんのコメントが載っています。
    負けず嫌いのお母さん、いいですね~

    ストーリーもさることながら、かなりシュールな絵本です。
    でも、なんとも力強い豚くんでした

  • 絵にまつわるエピソードが…おもしろい。
    ちょっと感動もしました。
    そこも含めて、オトナのひとに話したくなる本。

    わたし、きつねの紳士にしかられちゃうんだろうな。きっと毎日。

  • こっちの自分が幸せなら、あっちの自分も大丈夫、なかなか深いのかも。

全20件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野洋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×