永六輔のお話し供養

著者 :
  • 小学館
3.50
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本棚登録 : 47
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882750

作品紹介・あらすじ

永六輔が今まで明かさなかった故人との思い出を語りおろす。懐かしい情景が蘇る大人のための絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 坂本九さんのお話がよかった。お別れした大切な人のことを想ったり、話したりするのは供養のひとつです。人との出会いを大切にしたいと思った。

  • 著者が生前親交のあった著名人を明るく供養した随筆。
    たしかたまたま書店で見かけて購入。故人について語るこそ供養になるという考え方については大賛成。あっという間に読破できる文量が物足りなさを感じた。

  • 「供養」になっているが、暗くない。とても明るくスマートな本だ。唐仁原教久というひとの装丁とイラストがとてもおしゃれ。永六輔が喋ってまとめたのかなと、思う。こういう人たちの繋がりがあることが、驚き。渥美清とな出会いは、10代の戦後ヤミ市の頃、というのもなにか神がかりのようなきがする。

  • 8月15日に行った「松元ヒロ」ライブで紹介されていて購入しました。
    2012年12月に出版された本、それまでに永六輔さんが見送った8人の方との思い出を綴った内容です。

    帯にもあるように、故人を想ったり話したりすることは、その人との距離を確認すること。供養はその人のためであり、自分のためでもあるのだなと思いました(何を考え何をしていたかを思い出させてくれますね)。

    巻末には白紙のページが用意され、自分で作れる本にもなっています。

    いい本です。おすすめします(*^_^*)。

  • 永六輔と親交が深かった人たちとの想い出を綴っている。20分もあれば読めてしまう随筆集。

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著者プロフィール

1933年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部中退。中学生の頃からNHKラジオに脚本の投稿を始め、大学在学中から放送の世界にかかわる。以降、テレビやラジオ番組の放送作家、作詞家、語り手、歌手などの幅広い方面で活躍中。TBSラジオ「誰かとどこかで」「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」は共に長寿番組として知られる。作詞家として世に送りだした曲には、「上を向いて歩こう」「黒い花びら」「こんにちは赤ちゃん」などの昭和を代表する名曲が多い。著書にはミリオンセラーの『大往生』(岩波新書)をはじめ、『生き方、六輔の。』(飛鳥新社)、『職人』『芸人』『伝言』(以上、岩波新書)、『あの世の妻へのラブレター』(中公文庫)などがある。

「2012年 『上を向いて歩こう 年をとると面白い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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