ほとんど人力

制作 : 菅原文太と免許皆伝の達人たち 
  • 小学館
3.75
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本棚登録 : 33
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882903

感想・レビュー・書評

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  • 「疎かにしない、自分で感じる、命は大事」

    と、いう事をたっぷり教えられた、数年前の書籍。
    先日、薦められて読みました。

    6年前故、文章の内容から考えると、どうしても鮮度が落ちている話題も多い。
    ただ、その鮮度を考えないとすると、凄くいい対談ばかりでした。

    一貫して感じたのは、
    「金や名誉や、場合によっては命も要らぬ」
    ということを伝えたいんだと、一貫して感じました。
    更に、嘆いてばかりでなく、行動で示している人ばかりの言葉。
    そこには、やっぱり読むだけなのに、力が宿りますね。
    本人を目の前にすると、もっとビシビシ感じそうです。

    「何でも数量化して、その一角だけみて判断するのは危険」

    ということはホントですね。

    大きなものを動かすのは大変。
    大きな船になるほど、舵を切っても曲がるのに重さが邪魔をする。
    日常にそんな事を感じてる人達は、人生でもホントに大きなモノと対峙しているんだろうなー。
    そんなものと直接対峙せず、楽に?日々を送る選択をする人が実際大半なのに。

    ただ、そんな人達が。
    人としての限界突破というか。
    型破りな人だ、と結果言われる様になってる気がしました。笑

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/article/416798418.html
    憂国の老人対談。こころに響くことばがたくさん。
    高倉健に続いて菅原文太も同じ月に亡くなった(2014年11月。享年81歳)。合掌。
    政治的なことについては触れない高倉と違い、菅原は晩年、日本の国を憂える発言・行動を積極的におこなった。大スターとしては珍しい。
    国民を飢えさせないこと、再び戦争をしないこと。この二つが政治家の仕事だと、力強く語る。

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