- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882903
感想・レビュー・書評
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「疎かにしない、自分で感じる、命は大事」
と、いう事をたっぷり教えられた、数年前の書籍。
先日、薦められて読みました。
6年前故、文章の内容から考えると、どうしても鮮度が落ちている話題も多い。
ただ、その鮮度を考えないとすると、凄くいい対談ばかりでした。
一貫して感じたのは、
「金や名誉や、場合によっては命も要らぬ」
ということを伝えたいんだと、一貫して感じました。
更に、嘆いてばかりでなく、行動で示している人ばかりの言葉。
そこには、やっぱり読むだけなのに、力が宿りますね。
本人を目の前にすると、もっとビシビシ感じそうです。
「何でも数量化して、その一角だけみて判断するのは危険」
ということはホントですね。
大きなものを動かすのは大変。
大きな船になるほど、舵を切っても曲がるのに重さが邪魔をする。
日常にそんな事を感じてる人達は、人生でもホントに大きなモノと対峙しているんだろうなー。
そんなものと直接対峙せず、楽に?日々を送る選択をする人が実際大半なのに。
ただ、そんな人達が。
人としての限界突破というか。
型破りな人だ、と結果言われる様になってる気がしました。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブログに掲載しました。
http://boketen.seesaa.net/article/416798418.html
憂国の老人対談。こころに響くことばがたくさん。
高倉健に続いて菅原文太も同じ月に亡くなった(2014年11月。享年81歳)。合掌。
政治的なことについては触れない高倉と違い、菅原は晩年、日本の国を憂える発言・行動を積極的におこなった。大スターとしては珍しい。
国民を飢えさせないこと、再び戦争をしないこと。この二つが政治家の仕事だと、力強く語る。