がんの花道: 患者の「平穏生」を支える家族の力

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093883153

作品紹介・あらすじ

がん患者を支える家族のバイブル!

「平穏死」で話題の医師・長尾和宏氏と「がん難民コーディネーター」として知られる藤野邦夫氏が、がん患者の支え方を時系列的に論じます。
がん告知時の家族の在り方、病院・医者の選び方、セカンドオピニオンの取り方、おカネの問題など、家族の悩みをひとつひとつ解決していく方法を明かしていく「家族の指針本」です。初期、闘病期、回復期、終末期、及びその後、など使い勝手がいいように時系列に章分けをして展開しています。
がんと戦う患者が少しでも穏やかに生きられることを願って、家族はどうすればいいのかーー話題の「平穏死」に、今回は「平穏生」という新たな概念を加えて、がん患者を支える家族を応援します。


【編集担当からのおすすめ情報】
全力を尽くす家族は救われる、逆に全力を尽くさない家族は後悔する、といいます。では、どのように家族は全力を尽くせばいいのか。本書は、これまでなかった「がん患者の家族向け」行動指南書です。

感想・レビュー・書評

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  • 平穏死を推奨する長尾先生とがん難民コーディネーターの藤野さんの対談形式の本

    がんについて勉強が必要だったため購入

    がんに対する一般的な3種の神器、手術、放射線、抗がん剤に耐えられなくなり、今後の余命をどういきていくか

    ということが書かれていると同時に、家族や周りの人がどのような想いや行動をすればいいのか、一種の指南書だと思います

    人間としての尊厳を保っていきたい

  • がんにかかったら、情報戦を覚悟しなければならない。

    自ら苦労して得た情報ならば、後で自らが納得する度合いも高くなります。

  • 「平穏死」の長尾医師とご自身ががん患者でありながら講演活動を続けている、藤野氏の共著です。がんになるということはどういうことか。がんという病気を正しく理解すること、そのうえでどう闘病すればいいのか、を描きます。

    そとから栄養分・水分を点滴で入れすぎると腹水がたまる。たまるから抜く。水分が不足するからまた点滴する…を繰り返すと結局がん細胞に栄養を与えることとなり結局死期を早める、など現場を知り尽くしたお二人ならではの情報満載です。

    大変参考になりました。

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著者プロフィール

1958年香川県生まれ。医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科を経て95年に兵庫県尼崎市で開業。一般社団法人 日本尊厳死協会副理事長・関西支部長。日本慢性期医療協会理事なども務める。ベストセラーとなった『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書多数。

「2022年 『完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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