パリわずらい江戸わずらい

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 226
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093883603

感想・レビュー・書評

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  • ひょんなことからエッセイじみた物を読みだしてしまった
    やっぱり知識の椀飯振舞と浅知恵しかない雑学の中身に
    物足りなくて眠くなるが

    題名になっているページを読むと何やらおかしなことが書いてある
    脚気には麦が米か?
    海軍は英国に習い蛋白にこだわり脚気に侵されなかったが
    フランスやドイツに学んだ陸軍は「白米六合」の戦術で臨んだ結果
    脚気で多くの兵士を失ったという
    しかし明治43年鈴木さんによって米糠にオリザニンが発見され
    ビタミンによって脚気騒動に幕が下りたというが
    何と玄米の奨励ではなく麦三割の採用となったというお粗末

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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