- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093883696
感想・レビュー・書評
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中村佑介さんのイラストが前から好きで、「きらら」の表紙が毎月楽しみだった。その表紙が一冊にまとまったことも嬉しかったが、イラストからイメージを膨らませて、11人の人気アーティストが「詞」を寄せてくれたとは何ともユニーク!個人的には、ファンであるBONNIE PINKが気に入っているが、他には元チャットモンチーの高橋久美子、ゴメス・ザ・ヒットマンの山田俊明も素敵でした。ポップで軽やかでありながら、小説誌である「きらら」を意識して文学的な言葉もちりばめられていて、「詞」とはいえ「詩」寄りなところも感じられて、面白い。曲が付いてないのが勿体ないけど、付いていないからこそ自由に作品を味わえるのかな。ある意味贅沢だなと思う!
女の子のかわいさは勿論、ちょっとシュールなシチュエーション、ユニークなチョイスの背景の小道具も見ていて楽しいです。よく見ると、中村さん自身がイラストを担当した書籍が何冊かさりげなくあって(笑)そんな遊び心もいいな~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<QUiLALA CHAN>
ブックデザイン/bookwall
DTP/株式会社昭和ブライト -
先日個展へ行ったときに、この本の絵の展示があったので気になって。
きららという雑誌の表紙として描いた絵に、後から作詞家の方々に詩を書いてもらった、ということかな?
読んでるとなんだか歌が聞こえそうな、面白い本だ。
しかし文章として見てても、好みがはっきり出るなぁと思った。
ボニーと高橋さんはうんうん、てなる。文としても、絵と組で見てもさすが。
個人的に好きということだけど。
それはちょっと、ダサイ気がしちゃうわぁというときもあるわけで。
あくまで主観です。
中村さんの絵はゆっくりじっくり細部まで見て楽しみたいので、本で見るのがちょうど良いです。