- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093884099
作品紹介・あらすじ
日本のモンスター化は脳科学で阻止できる!
「脳トレ教授」として世界的に知られる東北大学・川島隆太教授が、近年「この国の未来のために」と心血を注いできた研究のデータから綴る、渾身のメッセージ!
子どもたちの朝食の内容、デジタルツールの使い方、子育て中の親のスマホ利用時間・・・・これらのことがどれだけ日本人の将来をダイレクトに脅かしているかを、実験から得た数字で示していく。
学習はまともにできるのに「何かがおかしい子どもたち」が激増している背景を、脳科学の見地から具体的に検証していく一方、毎日の生活をどう変えれば好転させることができるのかもていねいに説明していく。
子どもを持つ親も、これから持つ可能性のある人も、子育てに関係ない大人も、すべての人の目からウロコを落とす、最新の脳科学ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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脳科学的な知見という、より客観的なエビデンスに基づいて書かれた内容でありつつ、著者の子育て経験と近年の事態への憂慮から、子育てのあるべき姿をズバリ提言する実践論でもある。
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脳科学の川島先生の著書。
題名から朝ご飯にホットケーキを食べると言われてるのかと想像したがそうではなく、子どもの頃に親子でホットケーキを作る体験をした人が学力が高いという意味であった。その他、学力向上には朝ご飯の質を良くすること、よく寝ることが述べられていた。 -
早寝早起き朝ごはん。親子のふれあいが大事。前に炊飯器の使い方がわからない子がおり、保護者が学校で教えないのが悪い!と指摘されたことがあったけど、今はもうそういう時代。ここでいう朝ご飯を食べない子は勉強ができない、という問題は、親がご飯を作らないような家庭は家族の関わりが薄く、結果、子はテレビやスマホに依存しやすくなる、という話だな。