野村の遺言

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著者 : 野村克也
  • 小学館 (2016年9月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093885133

野村の遺言の感想・レビュー・書評

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    ── 野村 克也《野村の遺言 20160926 小学館》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4093885133
     
    ……“キャッチャーを育てろ”捕手出身の優勝監督。
    https://www.daily.co.jp/opinion-d/2016/10/03/0009539994.shtml
    <PRE>
     野村 克也 監督 19350629 京都 /1968-1977 南海/1990-1998 ヤクルト/1999-2001 阪神/2006-2009 楽天
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CC%EE%C2%BC+%B9%EE%CC%E9
     
     森 祇昌  監督 19370109 大阪 岐阜 /籍=森 昌彦 Mori, Masaaki-Masahiko
    /1972-1974 読売/1978-1979 ヤクルト/1982-1984, 1986-1994 西武/2001-2002 横浜
     
     上田 利治 監督 19370118 徳島 20170702 80 /訃報(死去報道日)
    /1962-1969 広島/1971-1978, 1981-1990 阪急/1995-1999 日本ハム
    </PRE>
     
    (20170702)
     

  • 名捕手にして名監督だった著者が、捕手が演出する高度な野球の醍醐味を語る。御大が現役にあれこれ注文をつけたり、昔の偉業を引き合いに出したりするのは一つの定型で、本書にそんな感想を持つ読者もいるかもしれない。ただ、過去にいないほど身体能力の高い選手が出ているプロ野球も、全体の質としては確かに大味で杜撰なプレーが多くなってるように見え、著者の説くところは個人的には的をついた指摘に感じた。それはさておくとしても、野球好きの人なら野球知識の宝庫の放談を聞くのは面白くないはずはないと思う。もっともヤクルト監督時代までの話題が多いので、より楽しめるのは中高年の読者とはなるだろうが。

  • 野村ノートの焼き直しとも取れるが、面白い。今の球界に、対する物足りなさへの苦言は、会社での若者に対する不安と重なる。こういった言葉を若い世代がどう受け止めるか?

  • 本書を読み野村監督の考えに触れると、自分がやっていたのはキャッチャーごっこだったのだなと恥ずかしくなりました。ただ、そのキャッチャーごっこすら、この2年やっていないんですよね。今年は野球やろう。

  • プロ野球が面白くなくなってきているのは事実だと思う。どんどんメジャーリーグ化している。ノムさんの遺言を大事にしたいね。

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野村の遺言の作品紹介

野球ファン必携、野村本集大成の本格捕手論

いまのプロ野球界を見渡してみると、大谷翔平、山田哲人、柳田悠岐など選手個々の技術、運動能力、体格とパワーは相対的に進化したかもしれないが、野球の大きな特徴である、一球一球の「間」が生かされていないことで、野球が面白くなくなってしまっていると野村氏は言う。「間」を使い、一球ごとに移り変わる状況と選手・ベンチの心理状態を考慮し、最善の作戦を考え、適材を適所に配し、実行する。そこに野球というスポーツの本質はあり、だからこそ、弱者が強者を倒す意外性が生まれるのだと。
なぜそうなってしまったのか。大きな原因は、名捕手と呼ばれるキャッチャーが少なくなったことにあると野村氏は断言する。野球界のためにキャッチャーのすべてを語ったのが本書である。
一方、野球のダイヤモンドは「社会の縮図」。九人の選手たちがそれぞれ違う役割と責任を果たすことで支え合い、助け合い、有機的に結びつきながら、ひとつの目標達成に向かっている。その要の役割を担うのがキャッチャー。組織においての捕手的人間の重要性を説く、リーダー論でもある。
「生まれ変わっても、私はキャッチャーをやりたい」という野村氏の、最初で最後の本格捕手論。

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