- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093885409
作品紹介・あらすじ
会社を辞めようかと考える前に一読
「だって、上司の役目って机の上にコーヒーをこぼすことじゃろ?」
部下が協力してくれないという悩みを主人公が相談すると、“営繕係さん”はこうアドバイスする。
会社の雑用係である“営繕係さん”が、長年の経験を元にサラリーマンたちの抱える悩みを次々と解決していく小説仕立ての長編ストーリー。
上場企業で10年間のサラリーマン経験がある作者ならではの、少し笑えて、少し泣けて、そして多くのウロコが目から落ちる一冊。
新潟へ単身出向した主人公は、バリバリの営業課長。自信満々で営業のテコ入れに取り組むが、彼がそこで学んだのは東京では通用しない、サラリーマンのウルトラCのルールだった……。
あなたはきっと読後に、「こんな解決法、きいたことがない!」とスッキリした顔で言うはず。
会社を辞めるか辞めないかを悩む前に、少し一呼吸おいて読んで欲しい本である。
【編集担当からのおすすめ情報】
今回の本の出版にあたり、小学館のトレンド雑誌『DIME』の公式サイトにて緊急アンケートを実施し、【会社を辞めたい理由】を広く公募しました。
この本では、その“生の声”から18の悩みを抽出し、斬新な視点で、見事な解決方法を提案しています。
感想・レビュー・書評
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最後の章で、うるっときました。
人の一面だけで対応しがちな自分を、
改めて感じさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作家、ミュージシャン、ナビゲーターなど多様な表現方法で想いを伝えるクリエイター、さとうみつろうによる一冊。
「神さまとのおしゃべり」では、N・ウォルシュの「神との対話」をよりストーリー仕立てに、わかりやすく著した。
そんなさとうみつろうが今回題材にしたのは「会社員」。
会社の雑用係、「営繕さん」が新人課長虎太郎に会社における本質を教えてくれます。
会社というチームの中で課長としての在り方とは??
組織に属するということ
人の上にたつということ
人間社会に生きる上で誰しもに必要なことを、社会を支える会社員を通して教えてくれます。
一気に読めて、読んだら心が軽くなる!
そんな素敵な構成です。みつろう先生、ありがとう!! -
同じ作者の「神様とのおしゃべり」と根本は同じような内容となっていて面白かった。
今回は会社を舞台にしたストーリーだったので、話がより具体的になっていて読みやすかった。 -
新潟の会社に課長職として出向した主人公の虎太郎。
営繕さんのありがたい示唆を得ながら、仲間との絆を強めながら、全て良い方向に進めていく。
小説という形態をとっており、非常に読みやすい仕事への臨み方を綴った本。
仕事に臨む姿勢として必要な「心のゆとり」。
18章全てがそのゆとりを持つためのものであり、軽重を付けられない重いものだった。
考え方次第という極めて簡単なこと。この重要さを改めて認識させられる1冊。 -
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=11941