新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論

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  • 小学館 (2005年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093890557

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論の感想・レビュー・書評

  • 琉球王国から沖縄県となり、大東亜戦争後のアメリカ世の時代を経て本土復帰した沖縄の歴史本(マンガ)。

    著者の小林よしのり氏は、下手な評論家よりもすごく勉強しているし、情報の出所も確かです。何よりも、物事を美化したり、捏造したりせず、どこの肩を持つこともなく真実を書いてあると思います。
    強いて言うならば、日本人としての情熱が強い方です!

    マスコミの情報とか自分の浅はかな知識だけで、沖縄の歴史を語ったり、基地問題について語るのはどうなんだろうと思い、拝読させてもらいました。

    沖縄の歴史を知ってこそ、日本を知ることにつながる!

    清時代の支那、朝鮮、アメリカとのかかわりもわかり、考えさせられる一冊でした。
    基地の借地代や、基地内での雇用があるため、基地反対とはなかなかいえない人たちや、自分の土地を切り売りして1坪ずつの土地所有者を作り出し、土地所有者の意見を操作する人たち、サヨクマスコミの情報操作、沖縄の人(ウチナンチュー)の本土の人(ヤマトンチュー)に対する考え方や思いなど、知っておくべき知識が満載です。

  • 沖縄を知り、日本を知るために必読の一冊

  • 戦後沖縄の苦難の歴史とあわせ、米軍基地の存在による経済的な恩恵の事実にも触れ、沖縄が抱える問題とは何かが描かれている。漫画だけに広範な読者への訴求力があり、読みやすい利点もある一方、著者独特の、善悪の色分けがキャラの描き方で示されるので、先入観や偏りに知らず染まらないよう注意。とはいえ、作中著者が自分の認識不足を猛省するなど、真摯な姿勢で描かれた作品には違いなく、沖縄旅行に行く人や行った人などにも手に取って欲しい一冊。

  • 2015/10/8読了。
    今まで読んでいた小林さんシリーズでは一番えぐかった気がする。
    若い頃はアメリカに夢を抱き英語を勉強し、将来は海外で働きたいと豪語していた。
    そこまでの英語力もなく、当時の夢は実現しなかったけど、アメリカがこんな国だとは。。。
    アメリカを毛嫌いする人の心理が少しだけどわかった気がする。
    沖縄が大好きで、何度か行ってるけれど、こんな歴史があったこと、基地反対の実情を知らなかったことに反省した。

  • 沖縄に住んでいるのに
    知ろうとはしなかった部分を知る為に読了。

    感情を基礎として、論理で語る。

  •  ゴーマニズム宣言で語られた沖縄県。

     沖縄取材の様子に加え、沖縄近代史を漫画で振り返れるようになっている。
     私は長い間小林よしのりという人は右傾化し自民党や次世代に近いような保守だと思っていた。しかしこの本でも分かるように、小林よしのりは沖縄の負担過多を強く批判し、親米にNOをつきつける愛国的な保守なのである。

     小林よしのりは安倍晋三的な保守とは全く違うのである。

  • 沖縄に甘えきってる日本と、そんな日本を嘲りながらもじゃあどうする訳でもない沖縄。自分もいつの間にか、固定観念的平和論に憑りつかれていたような気もする。反戦、反基地、じゃあその先には?と考えると共産的理想、とても現実的ではない理想しかない。
    まず沖縄人が考えること。というか自分が考えをやめないことから始めたい。
    読んだのは2度目だけど、改めていい本だと思う。ありがとう。

  • 我々日本人は、軍事的脅威に満ちたこの国際社会で、自らの安全を保障するものの実体が何なのかを直視せねばならない。多くの国民が日米同盟さえあればと思うなら、それを一身に引き受けて苦悩している沖縄について知らなければならない。
    戦後、今日に至るまでアメリカの核と基地に守られ、自らの手を血で汚していない戦後の国民によって、日本は平和国家であり続けていると人々は胸を張っている。
     アメリカに依存しきって、沖縄県民に甘えきって、日米同盟が日本の生命線だとなんと堂々と主張していることか。嘆かわしい!

  • 140201~
    P18 尖閣諸島で海底の天然ガス盗掘してる中国には米企業が参加している!なぜ米にも抗議しない⁈
    P22 なお残る不発弾
    P250まで読んだ

  • 沖縄出身にもかかわらず、沖縄の歴史にあまりにも無関心だった自分に気づかされた。
    こんなに沖縄の事を考えてくれて有難い。

  • 沖縄が占領されてから復帰までの道のりについて、私たちは自分でも驚くほど何も知らなかったことに気づかされます。

    沖縄が日本への復帰を強く求めてやまず、アメリカ軍の理不尽な支配にも市民が一丸となって抵抗し、戦っていた姿にこそ、真のパトリだと小林さんは言います。

    ところが今の沖縄はイデオロギーとしての左翼思想が席捲する県になっています。基地がもたらず経済的効果と、一方で事故や事件など理不尽な我慢を強いられている現実の前にはわからないでもないのですが・・・

    本著でも、途中から反日の丸に転向したシーンがありましたが、なぜ転向したのか?
    もう少し小林さんに描いてほしかったと思います。

  • http://twitter.com/xyn9/status/146288567017160704
    全体的に未完成な印象だったけれど、今こそ読まれるべきテーマだと思った。とりわけ軍用地接収に関しては、今後復興を考える上でも参考になると思う。(2011.12.13)
    --
    http://twitter.com/xyn9/status/455225079916290048
    作者みずから「未完成」と発言してた@刊行当時のビデオニュース鼎談
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm701088
    (2014.4.13)

  • 沖縄での仕事に向けて三度目の読書。今回が一番色々入ってくる気がする。

  • 沖縄旅行中に購入。沖縄について何も知らなかったんだなと衝撃を受けた。旅行行く前によんでりゃよかったなぁ…
    あと瀬長亀次郎さんはめっちゃかっこいいですぜ。

  • 2010/05/25 読了。

    【感想】
    日本人なら、一度は読むべき本。
    小林よしのりさんの『ゴーマニズム宣言』は、語り調が良くも悪くも「センセーショナル過ぎる」と思うのだが
    それを差し引いたとしても、日本人なら、一度は読むべき本。

    こんなに分り易く沖縄に関する知識を得ることが出来るのは、他にないだろう。
    普天間基地を語る前に手に取るべき

  • 沖縄に安易に移住したいとかいう考えを吹き飛ばす本。
    本土が沖縄を見捨てた事実をちゃんと見つめなおす必要がある。

  •  これまで出版されたゴー宣のスペシャル版はすべて読んでいる。小林氏の主張に全面的に賛成する立場ではないが、綿密な取材に裏付けられた内容とそれをわかりやすく伝える漫画の力によって、新聞や報道だけでは伝わってこない政治や歴史のこみいった知識を得ることができる。<沖縄論>は沖縄の歴史や基地問題に焦点を当てている。日米安保や憲法改正に賛成する者も反対する者も、まず沖縄の歴史と現状を知る責任がある。なぜなら現在の日本の独立と平和は、先の大戦においては本土の盾として一般住民を巻き込むあまりにも悲惨な地上戦を経験した沖縄、戦後はサンフランシスコ講和条約後も長く米軍の政治的支配下におかれ、今なお広大な米軍基地を抱えている沖縄の犠牲の上に成り立っているからだ。とはいえ小林氏の沖縄論は単純な沖縄同情論ではない。復帰前の沖縄の米軍弾圧に対抗して盛り上がったナショナリズムを原点におき(那覇市長瀬長亀次郎氏の米軍弾圧との闘い章は感動的)、基地に依存して潤う現在の沖縄経済と非武装平和主義一辺倒の沖縄言論を強く批判している。平和で豊かな生活のつけをすべて沖縄におしつけてきた本土の人間の一人として何度も読み直す必要がある本だと思った。(菅)

  • 最近やっとiPodを買って、早速YouTubeでDLした小林×宮台×萱野トークの中に出てきたので。

  • 「沖縄」を巡る言説を知る上では参考になる…ならない…?

  • 沖縄というのは改めて日本とは違うんだなと考えさせられた。特に、沖縄の人の内地の人への考え方とかその辺も勉強になった。知っておかなければいけないこともまだまだあるんだな。沖縄のこと知りたい人には読んでほしいです。マンガだから読みやすいよ。

  • 知らない沖縄がこの本にはある。

    今までは、リゾート地沖縄としか認識していなかったものが覆された。
    まだ行ったことがないので、行ってみたい。

  • 新ゴーマニズム宣言スペシャル,全403ページ〜沖縄人は北方から来た現日本人とDNA的にも同じであるが,地理的な位置から中国の柵封体制と日本の幕藩体制の二重支配の中で王制を保持した。明治政府の沖縄処理で藩から県へ変化したが,旧い日本人的精神性も保持し続けた。本土では仏教の浸透により神道が成立したが,沖縄には仏教が根付かなかっため,古いアミニズムが残った。戦中の沖縄戦で5人の内1人という死者を出し,日本が独立を回復してからもアメリカの軍政下に置かれた。熱烈な復帰運動が起こるが本土が無関心であったため,反日感情が持ち上がり,自衛隊嫌いの感情がほとばしる。復帰を望む気持ちと基地に依存する経済との間で本土の人とは違う複雑なしこりが今も残っている。気骨ある人もいれば,てーげー主義の人も多い。いっその事,日本は沖縄への同化を進めてはどうか。〜アメリカへの依存と独立心の相克という意味合いで日本人が沖縄県人に同化して共通の認識を持つべきだと述べる。決して琉球人の大和人への同化ではない。疲れて斜め読みすると間違えそうだ。いやホント,ページ数と文量が多く,繰り返しも多いから,疲れる。復帰前の沖縄に行ったが,その時のことがチラチラ思い出した。

  • 「台湾論」と比べて読むとよくわかるけど、どうしても、戦前の日本肯定という姿勢が前提としてあるので、論理がねじまがってしまうところがあるような気がします。

    でも、こんだけ「沖縄のことを考えろ」ということは、「沖縄のことを考えるな、見るな」という意見よりは、正しいし、耳を傾けるべきものだと思います。

    ただ、本当に、人間は手にした豊かさを自分で選択して捨て去ることが出来るのでしょうか?
    小林よしのり自身が、そういう豊かさがないと生きていけない人種ではないのかなぁと思います。

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論の作品紹介

「沖縄こそが中心であり、本土こそが辺境なのだ」-現代の無関心の獄から、かくて開け放たれたパンドラの匣。イデオロギーを超えて格闘せよ!『戦争論』から7年、『台湾論』から5年。構想・執筆1年。戦後60年の節目に怒濤の400枚で問う衝撃作。

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