銃を持つ民主主義: 「アメリカという国」のなりたち

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093896313

感想・レビュー・書評

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  • この国の歴史にはその方針というのが
    崩れ去ってしまった時が2回ほどあります。
    1回目は「敗北の屈辱を受けたあの戦争」
    2回目はテロという未知の攻撃。

    その介入にどこか危機を感じるのは
    気のせいではないと思うのです。
    絶対国なのにかかわらず勇み足をしたが上に
    とんでもない恥をかくことになった事柄も…

    しかしインディアンの扱い、ひでぇな。

  • アメリカ人自信が奴隷制をあえてヒトラー、スターリンの残虐行為と等価する支店もある。

    ケネディの戦争をそっくり引き継いだジョンソンあhケネディ以上にテキサス事故見の使命感で50万ものアメリカ軍をベトナムに送った。

    ブッシュは大学で勉強なんてしないでもっぱらパーティの漢字約やら体育会系をしていた。
    レーガンには安定感があったから人気があった。安定感とはSecure、安心感、安心していられる。

  • 「アメリカという国」の成り立ちまでさかのぼり、「アメリカという国」の民主主義に埋め込まれている「武力行使というDNA」を解明し、それがどのような形で明確に現在まで引き継がれているのかを、非軍事都市に対する無差別爆撃であった東京大空襲(しかも夜間焼夷弾爆撃)での著者の経験を原体験としながら紐解かれていいます。特にアメリカ合衆国憲法修正第二条の誕生と運用に関する考察は非常に興味深いものでした。現代の日本にとって「アメリカという国」は良い意味でも悪い意味でも大きな関わりを持つ存在であり、その本質を的確につかむことは今後の日本と日本人にとって重要であると思います。本書はそのための思考を助けてくれる貴重な一冊です。ただ、1960年前後の記述、特にアイゼンハウアー・ケネティ・ジョンソン・ニクソン各大統領時代の記述には「個人的に」同意できない点が多々ありました。しかしながら、是非一度目を通しておきたい貴重な一冊であることに変わりはありません。

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