- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093897334
作品紹介・あらすじ
メディアが伝えない天皇のご真意。教科書が教えない偉大なる女帝の歴史。お世継ぎを巡る二千年の懊悩。-われわれは何も知らない。
感想・レビュー・書評
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「天皇論」に引き続き読みました。
「女系容認」は、結論ありきでまとめられていると感じました。
AKBに心酔している筆者だから、敬宮様プッシュが異様に感じます。
国民は悠仁さまより敬宮様のほうに心を奪われている?!!
何を根拠に??
小林さんは、男系論者の「感情的な論調」を手厳しく批判している割に、このような根拠のないことを言うのが惜しいです。
「男系維持」論が破綻しているのではないと思います。
谷田川さんの「皇統は万世一系である」という本と対にして読んでいくとよいです。谷田川さんは、小林さんの「天皇論」への反論を冷静かつ論理的に綴っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
概ね正しいと思う。
日本の今迄の歴史、政治体制をえてもある天皇という
存在、過去の祖先を尊重する意味でも。
それを現代の価値観でくずそうとするのは子供の
発想な訳で。永続させる事が今生きるものの最低限の役目かな。 -
天皇論の続きとして読みました。個人的には女性天皇でも女系天皇でも天皇という存在が続くのであれば賛成です。ただこの新天皇論は本としてくどかった。
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レビュー省略
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ゴーマニズム宣言SPECIAL新天皇論
いま皇室は千五百年来の危機に直面している。
天皇とは何か。それは私たちがいま考えなくてはならない。
だが、私たちは天皇の何を知っているのだろうか。
メディアが伝えない天皇のご真意。
教科書が教えない偉大なる女帝の歴史。
お世継ぎを巡る二千年の懊悩。
われわれは何も知らない。
全日本人必読!
皇室についてのあらゆる疑問に答え、すべての論争に終止符を打つ、
衝撃の書、ついに登場。 -
本書は、皇位継承の問題点について著者の主張を論じています。諸問題をわかりやすく提起されているが、著者の個人的感情を作画にて表現し描写されているので絵の影響を受けやすく読者を洗脳に導くきらいがあるように感じました。
勿論、その点については、著者が危惧するところであると指摘しているので、漫画を見ないで文字だけを目で追うことをお勧めする。それによって公正な考えができるのではないかと考える次第です、
著者小林よしのり氏は、作画に当たり相当勉強されているようであるが、皇室に対する知識の量だけでは、皇室の将来は守れない。それに合理主義で皇室典範の改正を善とするのは、些か無理があります。
もっと吟味すべきではないか、と考えさせられる場面がいくつかあるようだ。
もし、女性天皇が誕生した場合、祭祀王でありながら、女性であるために出来ない祭事については、論じていない。あくまで小林よしのり氏の主張であって、真理であるとは限らないということを付け加えるべきだろう。 -
タブーを恐れず己の信念を貫き通して主張するその姿勢は賞賛に値する。天皇をはじめとして、皇室の方々をこれほど正面から描いた作品は見たことがなかった。この本での主張は、ひたすら天皇はすばらしい人格者でもあり日本の国体そのものを体現する重要な存在であるということと、その系統を存続させるためには女系天皇を公認するべきであると主張するものであった。主張そのものには僕も同意するし、不快感もなかった。
ただ、いかんせん「しつこい」「くどい」。
反対勢力への攻撃が半端ない。
まるで橋下さんのツイッターみたいだ。
それがちょっと不快。 -
日本人として知っておきたい内容です。
一人の著者の作品ですべてをわかろうとするのは危険ですが,日本人であればもっと知る必要があると思います。
ただ,多少予備知識がないとわかりにくい一冊です。