ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論

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  • 小学館 (2012年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093897433

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ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論の感想・レビュー・書評

  • 東日本大震災、福島第一原発の事故から3年が経とうとしている。
    日本が原発を推進してゆくのか、脱原発を選ぶのか、決断しなければいけない今だからこそ読んでほしい本。
    小林よしのり氏の主張に賛同するかどうかは別にして、事実を知ることは何より大事。
    思えば、チェルノブイリの事故が起こった後、日本でも脱原発の運動が盛んになっていたが、好景気の陰に、徐々に隠れていったように思う。
    あの時期、漫画家の山岸涼子さんの「パエトーン」という作品を読んで、とても衝撃を受けた。
    (パエトーンはギリシャ神話に出てくるアポロンの息子)
    原発が「トイレのないマンション」と言われる理由はこの時からわかっていたことだ。
    現実は余りにも重いが、この本の良いところは代替エネルギーの紹介もしている所。
    それにしても漫画というのはすぐれた表現媒体だと思う。
    ニュースの解説などで何回聴いても良くわからなかった用語など、とても理解しやすかった。

  • 様々な問題に取り組む小林よしのり。

    なんとかく 肌に合わず読んだことはなかった。

    この本をみるかぎり 極めて 常識的。

    エネルギーの安定確保の視点が 官僚を動かしていることに

    もう少し 踏み込んでほしかった。


    こういう 話を そもそも漫画にする 意味があるのだろうか。

    内容は 文字だけでよいと思うが

    漫画世代には意味があるのだろうか。

    NHKのテレビをみたり 本を読んだり
    それなりに勉強している。
    多くの人がこのくらい勉強してくれたら

    原発などもうとまっているのではないだろうか。

  • 久々のゴー宣、よかった。よしりんとスタッフの情念、健在。
    巨大利権保護のための産官学癒着、最終的犠牲者は知らない国民、、日本はこういうの辞めて未来に希望ある国作りしたい、と、少なくとも若い人は思ってるはず。でもそれまでに日本そのものが保ててるんかな、、とも思ったり、不安は尽きない。

  • 久しぶりにゴー宣読んだけど、脱原発論はすごく良かった。毛嫌いせず読んでみるよろし。

  • 良く取材しているし、なかなか読ませるものがある。
    日本における保守と左翼の奇妙なねじれは以前から著者が指摘しているが、原発に関してもその構造が深く影響している。

    自分も保守で愛国者であるが故に脱原発である、という立場をとるので非常に共感できる内容だった。

    それにしてもこの果てしのない闇の深さはどうしたもんだろうか...。

  • 正直なところ,東大一直線以外,思想も含めて小林氏を評価していなかったが,本屋さんに平積みになっていて,彼がどのように脱原発を考えているのか,ちょっと興味が湧いたので購入した.内容には様々な意見や反論は出るだろうが,保守論客と一線を画しているのには驚いた.読んで感じたのは,原発に対する考え方は政治的思想に関係なく,個人の資質によるということ.私とは思想,信条,意見が異なると思っていた氏と接点があった.結構,まともだったなぁ(笑).人によっては★5つにも,1つにもなるかもしれない本.

  • 漫画で読むと分かりやすい。

    出版から年数が経過してるが福島原発事故の政府対応を
    確認できた。日本は原発事故後がもし起こった時の政府判断、対応、利権で動く不誠実な学者についてのリスクがあるようです。

    小林よしのり『脱原発論』取材記
    https://youtu.be/WMHVJWOV-Jc

  • この著者の真っ直ぐの憤りと我らが民への真っ直ぐの愛情に基づく保守主義は今に忘れられたものである。それは道義の保守主義であり、懐かしい東洋の保守主義である。それは珍重され、尊ばれねばならない正気の歌である。

  • 今まで漠然としていた原発について新たに考えさせる一冊だった。本当、この本にも書いてあるように原発稼働させなければ経済が発展しない雰囲気を感じさせられていたなー。私個人的には風力やメガソーラーは日本ではちょっとどうかなーとは今も思っているけど、新しい火力発電、そして是非とも早期にメタンハイドレードなんとかしたい。あらゆる方面から邪魔が入るんだろうけどそれこそが日本の成長を止めているのでは?

  • 3.11以降の原発に対する感情的な廃止論、容認論、存続論等等。僕自身は”止むを得ないかな。”と思っておりましたが、この本を読んで放射能が人体に及ぼす悪影響、核廃棄物の現状、原発に依存する地方自治体について自分があまりにも無知だった事がよーくわかりました。色々と考えさせられますよ。

  • 原発については、この本にすべてわかりやすく書いてある。

  • 元伊藤忠の丹羽宇一郎は、"電力会社のBSを合計すると2兆5000億円程度の減価償却残が原子力発電についてある。これをそのまま捨てるのは損失だから使った方が良い、"と言っていた。
    それはそうなのだが、何時迄原子力発電を続けるのか? 新規の原子力発電は作られるべきなのか?について考える為に読んだ。

    結論としては、やはり新規は辞めて現在の設備が償却し終わる迄は利用した方が良いのでは?というのが、当方の暫定結論だ。(小林よしのりは、「一刻も早く脱原発すべき」との論調だが。)

    この本から学んだこと、再認識したことは以下2点
    ■老朽化した原発はいずれ廃炉せねばならず、莫大な費用がかかる可能性が高い。廃炉に伴う廃棄物は50-300年間遮蔽して管理しなければならないし、使用済み核燃料の放射能レベルが下がるのに要する時間は10万年かかる。この10万年の間誰が管理できるのか?は脱原発するか否かのいずれにせよ避けて通れない問題である。

    ■チェルノブイリでは放射能汚染マップを4年に一度作成し全国に配布し、学校教育では毎月1回放射線について教育を行う。(日本も国民に事実を伝える施策をすべきだ)

  • 原発の分析については、至極真っ当で正論、よく勉強されていると思う。
    自称保守との相違がますます明確となって、氏はどこへ向かっていくのだろうか。

  • 脱原発の姿勢を一貫して主張。
    読めば、その根拠に納得。

  • 久々に小林よしのり読んだ。化石燃料の埋蔵量に限界があると言われてきたが、今の人の能力で扱えない、10万年先まで処理できない原発はもはや魅力なし。本当のコストも怪しい。メタンハイドレードや地熱風力などの代替エネルギーと省電力技術の進展に期待するしかない。201306

  • チョーいいね~、最高~。

  • 俺が小学6年の時、アメリカとイラクの間で湾岸戦争が勃発した。当時俺は福岡県久留米市に住んでいた。担任の先生は、戦争が始まった翌日、生徒に平和の大切さを訴えた。「なんで人と人とが殺し合わなイカンとね、こんなバカな事があってよかとね」「ニュースで世論調査見てたら、半分の人が『この戦争は仕方がないと思う』って、世の中だんだんおかしくなってきとるんじゃなかとね。みんなは、どう思う?」、で、先生の話は熱くなり、自衛隊批判となった。 「『自衛隊なんかいらない。』そんな意見の人、世の中にはいっぱいいるとよ」、「なんで税金で人殺しの道具を買わないかんとね」。俺の父親は、当時、現役バリバリの自衛官(定年まで勤めた)だったし、校区に自衛隊官舎があったのでクラスには、俺以外にも4〜5名、親が自衛官の生徒がいた。親が自衛官の生徒同士、「あれ?なんか困った事になっちゃったぞ」とキョトンとした感じで顔を見合わせた。で、休み時間となり、先生が去ると親が自衛官の生徒は男子女子関係なく結集、「なんで
    あげんこと言われないかんのね」と先生の悪口を言いあった。
    その小学校は、日教組の教員が多く、職員室には「激サイテイング社会党」と書かれたポスターやピースボートのポスターが貼ってあったり、卒業式で「君が代」を歌う歌わんで教師が揉めたり、社会の歴史の授業では豊臣秀吉、徳川家康といった権力者の悪い部分ばかりが教えられ、被差別部落の人々の暮らしぶりや水平社の変遷などに大量の時間が割かれ、おかげで明治維新に到達したのが3学期に入ってからという有り様。と、まあ、偏った学校だった。その反動もあったのだろう、俺は政治に関しては、人権派サヨクが大嫌いな保守的な考えの持ち主になってしまった。
    しかし、保守とは何かと不便である。飲み会とかでちょっと保守的な事を語れば、きな臭い人と思われる。今回の選挙前にフェイスブックやツイッターで、政治的な発言のリツィートを多々目にしたが、ほとんどがリベラル系のなんだかさわやかな発言。ちょっとうらやましかった。俺が政治的な発言のツィートや共感した政治家の言葉などをリツィートしたら、おそらくドン退き間違いなしだからである。まあ、いいや。

    そんな頭がカチコチの保守派である俺は、原発反対運動に対しても、「どうせ、学生運動崩れの左翼がやってんだろ」と、冷ややかな目で見ていた。が、東日本大震災があってから、遅すぎなんだが、原発の存在にやっとこさ疑問が生じてきたのである。

    何か原発の本を読もうにも、どの本も難しそうだし・・・で、今年の夏に刊行された小林よしのりの「脱原発論」をやっとこさ手に取った。

    正直、今の俺にとっては、小林よしのりは微妙な感じだった。「戦争論2」は、ドシンとキたが、以降、小林よしのりは反米色を強め、「気持ちはわかるが・・・、なんだか現実から離れてないかい?」という存在だった。

    ここ数年の小林よしのりの言動は、なんだか変な感じ(保守的な俺が左翼の人の言動に対して覚える、考え方の違いからくる違和感ではなく、主張してた事が短期間で変わってしまう、筋道が通っていない感じ)であった。

    そんなフワフワした感じで読んだ本書、が、フワフワは一気に吹っ飛ばされた。単純にオモロい。読ませる。これは原発推進派の人にも読んで欲しいと思った。小林よしのりの意見が正しい、間違っているという観点は、置いといて、読み物としてオモロいか、オモロくないか?そこで読んで欲しいなあ、と。

    正しい、正しくないかは置いといてと書いたが、本書を読むと、原発反対派を冷ややかに見ていた俺でも、かなり頷ける事が多々あった。シーベルトの基準のムチャクチャさ、ホルミシス説(低線量被爆は身体に良いとする説)の根拠のなさ、核燃料サイクル計画の破綻、あまりにムチャクチャである。

    ちょっと大目に見て、原発を試... 続きを読む

  • 論旨は明確。
    原発はあまりにもリスクが大きすぎる(たった一度の事故で日本を崩壊させうる危険がある)から「脱原発」をしようと主張する本。

    小林よしのりの本からは、しばらく離れていましたが久しぶり読んでみました。

  • 資料番号:011485356
    請求記号:543.5/コ

  • 初めて小林よしのりさんの本を読みましたが、読み応えのあるボリュームです。とてもよく調べられています。
    原発についての知識は新聞からしか得ていなかったので、私は知識に偏りがあったのだなぁ、と感じました。この本の中に書かれた参考文献も読んで知識を広めたいと思いました。
    また、小林さんの他の著書も読破してみたいと思いました。

  • よくわからない、を口実に逃げてきた問題と腹をくくって向き合うために読んだ。

    表現が多少過激なところもあるが、その分原発や放射能の危険性、そして今後の課題の大きさをひしひしと感じることができた。

    もうすぐ震災から丸2年。
    政府はしっかりと方向性を決断してほしい。
    勿論、私たちも。

  • 老朽化した原発と廃炉にした原発の処理はどうなるのだろうか。原発をやめることはすぐにでもできるが、そのあとの対応はどうなるのだろうか。廃炉の費用はだれが負担するのか。電気料金に跳ね返って、その負担に市民は耐えられるのか。
    この著書を読んで、ますますわからなくなってしまった。

  • 目からウロコ。。。

  • 原発の怖さを、ヒシヒシと感じる。日本、大丈夫か⁈

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