卑怯者の島: 戦後70年特別企画

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  • 小学館 (2015年7月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093897594

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卑怯者の島: 戦後70年特別企画の感想・レビュー・書評

  • 考えさせられる良い漫画。

    誰が卑怯者か、誰が敵か、誰が幸せなのか…。キリスト者としては答えは知れたことだが、世の人はもがきつつ叫ぶ…。

  • 夜中に一気読み。

    著者のあとがきにもあるが、戦争の話は重くて、美談話、泣かせる話にもっていくことも多いかとおもうが、現実にその場にいた人の立場になるといろいろあるだろう。
    そして、そのことはそう遠い話ではなく、私の叔父も戦争で亡くなり、叔父の母である私の祖母は最愛の息子を亡くした人で94歳の人生を終えるまで激動の人生であったといえるだろう。。。。

    本はとにかくすごい。

  • 著者は本当に日本が好きだなと。

    女の愛国心と戦後の場面で、改めて竹内浩三骨のうたうのすごみを再確認しました。

  •  太平洋戦線ペリリュー島の戦いを基にした創作漫画。

     これ、変に実話を基にしなかったのがよかったと思う。
     戦場が持つ狂気。それを漫画という手段を最大限活かして表現している。安易にどっちにも転ばないのもすごくリアリティがあっていいと思う。実際の人間は感情はとても複雑に色んなものが入り混じってるはずだから。
     この本はあえてイデオロギーがないわけだけど、ただやっぱり最後には何らかのイデオロギーが見えてこないとなんかしっくり来ないようにも思えた。

  • 太平洋戦線ペリリュー島における日本軍の戦いを題材にした漫画。太平洋の島嶼における日本軍は、補給機能が殆ど機能しておらず、指揮系統も寸断されている中、絶望的な戦いを遂行する部隊の人物を描いている。これは本当に漫画という手段で伝えるのが最適だと感じる、小説でも映画でもなく。私にもむろん戦争体験など無いが、それでもリアルな戦争を感じることが出来るのである。読む価値のある漫画だ。

  • 最近、漫画を買うことが多くなった。作者の意図を理解する上では小説よりも手っ取り早いようなお手軽感もある。しかし、いくら終戦記念日近くに発売される戦争関連作品で政治色を消したいと考えていても、どうしても戦争法案を想起、連想してしまう。貧困・洗脳・教育・差別・・・パンドラの中身は決して無くなることはないが、知恵で戦争から避けることはできるはず。いろんな形の知恵を使って政治の暴走を止めたいと個人的には考えさせられる作品でした。

  • 特に政治的な主張とかはなくて、ただ淡々と戦場の人々の心理を描くんだけど、なかなか読み応えあって面白かった。

  • さすがよしりん、素晴らしい作品。
    感動というか、心えぐられる。
    反戦でも戦争賛美でもなく、いろいろな側面があるよねと。戦争論のエッセンスが盛り込まれている。名作だと。

  • ラストの「逆さ富士」から何を考えるか?

  • これを読んでなにも感じないやつはいないだろう。圧倒的な描写は思わず息をのむ。

  • 圧倒される描写。戦争のむなしさ。すさまじいの一言に尽きます。過去に連載されたといいますが、戦後70年に出版されるにふさわしい作品と思います。

  • 戦争論と新戦争論をつなぐ創作という印象を受けた。戦争論は、はっきりと戦前の日本を肯定し、日本が悪であったという事に疑問を投げかけていた。しかし、新戦争論は、戦争の愚かさをクローズアップしている。その間をつなぐ物語。そんな気がする。

  • 戦争の現実を陳腐なイデオロギー抜きで描いた傑作。極限状態の描写が胸に迫る。

  • 小林よしのりの作品には珍しく、よしりんが登場しない長編のフィクション漫画。人それぞれに人生があるのに、戦場という場所は、そんな尊い人生をいとも簡単に踏みにじっていく。そんな修羅場に置かれた人間は、時に勇敢に散っていくこともあれば、時に生存するために本能の赴くまま自分の身を守ってしまうこともある。多分私が戦場にいても同じことをして生き延びるだろう。卑怯者と呼ばれてもそんなのは関係ない。ただ、実際に、戦友が死んでいき、負ければ故郷が敵によって蹂躙されるという極限状態に置かれたら突撃するかもしれない。

  • 書店で見つけて、Amazonレビューも高そうなので購入。これという主張ではなくなく、ただただこうした考え方、人びとがこの玉砕の島にはいたということが淡々と伝わる。隊長の切腹、そして卑怯な裏切りにも複雑な気持がするものの、納得もする。ただただやるせなさを感じる。これが現実だと感じたのが、女性たちの描写。彼女たちが悪いのではない、戦争という狂気が悪いのだろう。
    ラストはすこし納得できないが、全体を通じて偏った見方でなく、素直に当時のことが読みとれる内容になっていた。

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卑怯者の島: 戦後70年特別企画の作品紹介

日本人よ、これが戦争だ!

『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える!

卑怯者の島: 戦後70年特別企画はこんな本です

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