anego

著者 :
  • 小学館
3.27
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本棚登録 : 762
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093933049

作品紹介・あらすじ

まさに、恋愛ホラーともいうべき新ジャンルを確立した衝撃の長編小説。合コン、お持ち帰り、セクフレ、不倫、泥沼…この小説の中には、女性ならだれしも経験してきた、思い出すだけで"痛すぎる"恋愛のすべてのパターンがある。ファッション誌『Domani』連載中、丸の内OLの間に"anego系"という言葉や"anegoメール"なる現象まで生み出した、大人気小説。読み続けて最後の一行に至るとき、背筋まで凍りつくような濃密な愛の姿が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 人生で誰しもが一度は感じる事があるような人への嫉妬心やプライド、自分への固定概念にどんどん飲み込まれていく様にハラハラドキドキしてしまいました。結論や答えは分かっているはずなのにそちらにはいけない運命を背負っているような印象を受けました。林真理子さんの作品ははじめて拝見させてもらったのですが、他の作品も是非読みたいなと思いました。

  • 怖っ!ラスト怖すぎる…
    ドラマと原作では大きな部分が全然違っていた。
    久しぶりにドラマを見直してみよう。

  • 二十五歳や既婚者等順次現れる男性との三十三歳から三十五歳の日々。後輩達にアネゴと慕われていることは篠原さんを想像しなければ頷けないくらい実態は押しに弱い感じ。相談され消耗する様子に共感。冷静な不倫の現実に納得し不安定な妻の相談や執着を避けられない関係性が興味深い。肉食だけれど淡白で受け入れ易かった。

  • 10年以上前の本だけど、今読むとまた違った感じ方がある。ドラマとはだいぶ違う。

  • 女って怖い。
    でもこういう作品とても好きだなと思った。
    自分もこんな道を歩みそうで怖い

  • 独身30代前半の女性に起こる恋愛模様。幸せになれないような結末。

  • うまいんでしょうが、好きじゃない。
    いつも通り。

  • 林真理子らしい昭和の女達
    ねっとりまとわりつく気持ち悪さ
    (もちろん褒めています)

    そしてこれはホラーだったのかというオチ
    これだから林真理子はやめられない

  • 初"林真理子"さんで2015年の読み納め本。

    高学歴・高収入・そこそこモテて姉御肌な30代独身女性の恋愛観や性についてを書いた作品。

    主人公が女性だからか共感できず楽しくなかった。
    あと読んでて昭和臭がすごかったイメージがありました。

    同じような境遇な女性は、同じような考え方なのかな?

  • 読みやすかったけど、ナオコに感情移入は出来なかったなぁ。やっぱりちょっと古い時代の感じした。。ドラマは見てない。ナオコは一生幸せにはなれなそう。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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