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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093942348
感想・レビュー・書評
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とにかく長編。太宰治の生い立ちから人生の出来事を詳細に書いた本。私は心中の真相だけが知りたかったので、それ以外の部分はほぼ飛ばして読んだ。太宰治の心中の真相は謎にみちていて色んな説があるが著者は太宰治とさっちゃんとの関係、現場の状況から入水する前に太宰治死亡説をとっている。太宰治は本当に死ぬ気はなかった、私もそう思う。それまで何度も未遂だったのだから。さっちゃんは太宰治を独占したかったみたい、ですね。
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太宰のMC(マイコメディアン)な真髄がよく描かれていた。
とかく暗いイメージが先行している太宰だけれども、本当は過剰なまでのエンターテイナーだと思う。