- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093963619
感想・レビュー・書評
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企業のビジネスケースを期待したのだが、それよりも、日本人初の海外派遣美容部員たる著者の自伝である。国際人としての日本人の品格、女性の品格を問う書である。国際舞台で活躍したいと思っている女性にはお勧めの書かも。「エレガンス」を問うてはいるが、「国際舞台で活躍する女性へ」というようなタイトルでもよかったのではないか?
目次
第一章 地球を25周、27年間の海外生活
第二章 美容の世界、誰かをもっと美しく
第三章 エレガントな人、忘れられない一瞬詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資生堂に勤めていて、さまざまな国に訪れた、今は資生堂美容技術専門学校長の永嶋久子さんのエッセイ。語学習得について…『恥を承知で、とにかく覚えた単語やセンテンスは、すぐに話してみる』『恥をかいた数だけ、会話の能力は進歩している』 他には、『素敵だと感じる自分の気持ちを素直に相手に伝えることが、世界中からいろいろな人が集まるニューヨークのルールかもしれない。お互いが褒めあうことで、ファッションが磨かれ素敵なニューヨーカーが生まれるのでしょう。』『若いうちに、できるだけ多くの本を読むことをすすめます。それがさまざまな人々の人生に触れ、多くの影響を受けることになるのですから。』『たとえ10パーセントであっても、問題は自分に有ると考え反省できる人は、必ず伸びるといわれている。』『学ぶと言うことは、その気になったときがチャンスです。しかしながら、多くのことをどんどん吸収するには時期があることも確かです。〜ですから、この素晴らしい時期に学ぶと言う意欲を持ち、そのチャンスを得ることができたと言う幸運をぜひ自覚してほしいと思います。』 素敵な人だなと思った。
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2005.7.29-105