なんとめでたいご臨終

著者 :
  • 小学館
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093965415

感想・レビュー・書評

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  • 2017 小笠原文雄

    うまく死にたいな

    14日前 食べられなくなる
    7日前 飲み込めなくなる、歩けなくなる
    意識がぼーっとする、寝る時間が長くなる

    6日前 幻視幻聴が起こる、意味不明な言動をとる(せん妄)

    5日前 呼吸が不規則になり、ゼイゼイする

    4日前 尿が出なくなる

    3日前 会話ができなくなる

    2日前 呼びかけに反応しなくなる

    1日前 死臭(鉄がさびたような血の臭い)がする

    半日前 手足が詰めなくなり、紫色になる、血圧が下がる

    旅立ちの日 呼吸が止まる 全身が冷たくなる


    在宅ホスピス緩和ケア
    1THPケアシステム 多職種が連携できるような体制
    2THP+ 患者二関わるすべての人が情報共有デキルアプリ
    3遠隔診療 いつでもどこでも診察できるテレビ電話
    4退院調整 退院希望の患者に会う在宅医を探し、退院させること
    5教育的在宅緩和ケア 意志動詞が教え合うこと

  • 終末医療のあり方に一石を投じる本.たくさんの患者さんたちの笑顔のピース写真が自分や家族の死についてあるべき姿を示していると思われる.病気になってもピンピンコロリが可能だと教えてくれた.

  • 自分の最後を考えたときに、どうしたいんだろうか。
    それを考えたときに、参考になる本だと思った。
    まだ先かもしれないし、すぐかもしれない。
    その時どういうことを選ぶのか、参考になる本だと思った。

  • 在宅で最期を迎えられるようケアをする医師が書いた本。死期が近い人でも一人暮らしでも自宅で幸せな最期を迎えられますよという実例が紹介されている。今現在、病院で亡くなるのがほとんどらしいが私もできれば自宅で死にたい。ただ、自分が死んだ時に家族が笑ってピースはしてもらいたくないなぁ。悪気はないのだとしても。と少しだけ思った。

  • うーん、この医療が普及しない理由はどこにあるのだろうか?誰も損をしないように思うのだが。

  • テレビで紹介のあった本
    もう少し経ったら読みます
    一章まで読んだ

  • 在宅ホスピス緩和ケア。どこで死ぬか。もしかしたらそれは自分で選択できる死に方、否、生き方なのかもしれない。病になったら入院するのが当たり前、死ぬのも病院。選択の余地のないその考えに少しの隙間を見出した一冊。たくさんのサポートが必要かもしれない、わがままと言われるかもしれない。それでも自分の生き方を生きることはその人にとって本当の自由であり何より権利なんだなぁ

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