逆説の日本史1 古代黎明編(小学館文庫): 封印された[倭]の謎 (小学館文庫 R い- 1-1)
- 小学館 (1997年12月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094020014
感想・レビュー・書評
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まさに「興味本位」でお試し購入。結果はがっかり。古代史を推測する視点は面白いものがあるし、歴史学者や宮内庁官僚の閉鎖性にも納得できる。しかし、著者自身がトンデモ史観と言われないために弄する言い訳がましい文章が鼻につく。疑問に思うこともある。例えば「柏手、……普通は二回」という記述。柏手の回数は明治政府が神仏分離と合わせて強制したものだったはず。また、卑弥呼が皆既日食を2度見たという。そうなると少なくとも100年以上生きなければならない。古代の平均寿命は30歳前後だろうに……
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ひどい。
まわりくどくてくどくて、永遠に同じようなことを言った挙句、導き出された答えはお粗末。
言葉の由来の中国語のくだり、中国語の知識が少しでもある人なら、口が開いてしまうようなあり得ない見解。
こんな程度で本って世の中に出てしまうのかって、茫然とした。居酒屋でおっさんのむちゃくちゃな話聞いてるような本。 -
歴史物好きの父に頼まれて去年から数冊ずつ買っていたのを、最近借りて読み始めた。父も言っていたが、『考察は面白いけど、クドい』というのが読み始めて数ページでよくわかった(笑)。こういう見方もあるんだな、という一例として読み進めていく分には面白いと思う。どの説を信じるかは、各説色々読んでみて自分で思うだけのこと。
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…と、数ページはそう思ってたけど…もう読むの厭になってしまった。私にはこの著者は合わないんだろうか、とにかく疲れる。心に相当の余裕ができたらまた続き読む…かもしれない(苦笑)。 -
高校生の時読んでいたら、勉強するのももっと楽しかっただろうに、と思う。教科書には載ってない日本史が満載で、寝るのも忘れて読みました。