極言―落合信彦選集〈4〉 (小学館文庫)

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著者 : 落合信彦
  • 小学館 (1999年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094020564

極言―落合信彦選集〈4〉 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読了本の棚卸。

    こちらは数々の名言を紹介しつつ、歴史的な事実を元にそれを肉付けする説明を付記したスタイルの本です。

    ユダヤ人の格言が多いですが、それだけユダヤ人たちが現代を生き抜く上で実践的な考えを残しているということでしょう。

    名言だけでなく、添えられている歴史の説明がとても分かりやすく、歴史の勉強にもなるかも知れません。


    以下、赤線を引いたところです。


    言葉は武器になる

    大脳を活性化するには、言葉の刺激が必要である。

    金持ちがその富を自慢しても、いかに使うかがわかるまで褒めてはならぬ。
    (ソクラテス)

    カネで何でも買うことができる。常識を除いては
    (ユダヤ格言)

    カネは、持つべき人が持つこと。これは世間一般のルールである
    (ベンジャミン・ディズレーリ)

    幸福は富そのものによって得られるのではなく、富を使って初めて得られるのだ
    (セルバンテス)

    決して失敗しなかった者は、何もしなかった者である
    (ロマン・ロラン)

    才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波に成る
    (ゲーテ)

    大功を成す者は衆に謀らず
    (『戦国策』)

    大胆に事を行うのは、半ば成功したようなものである
    (フランスの諺)

    神は朗らかな者を祝福し給う。楽観は自分だけでなく他人をも明るくする
    (タルムード)

    自分を笑えるものは他人に笑われない
    (タルムード)

    喜びの一日は悲しみの二日に勝る
    (ユダヤ格言)

    批評は主観の産物である。

    批評家の言うことを聞いてはいけない。これまでに批評家の銅像が建てられたためしはない。
    (ヤン・シベリウス)

    勲章の欲しい人間がこれだけ多いということは日本人がいかに他人の評価を気にしているかの証であり、同時に自分自身に自信が持てない幼児的メンタリティの持ち主が多いということの表れでもある。

    活動的な無知ほど怖いものはない
    (ゲーテ)

    本なき家は、主なき家の如し
    (キケロ)

    知識は詰め込むものではない。吸収するものなのである。

    偉大なる国家とは偉大なる人物を生む国である。
    (ディズレーリ)

    いかなる教育も逆境に勝るものなし
    (ディズレーリ)

    絶望とは愚者の結論である
    (ディズレーリ)

    境遇が人間を作り出すのではない。人間が境遇をつくり出すのだ!
    (ディズレーリ)

    我々にとって最大の栄光は、一度もも失敗しなかったことではなく、倒れるごとに必ず起き上がったことである。

    私はMBAというものに批判的である。その理由は次の四つである。
    第一点は、「カンパニー」とは、生身の人間の集団であること。
    第二点は、経営と知識とは、あまり相関関係がないこと。
    第三点は、経営の基本は「前例を検討し、ベストを考える」のではなく「前例を破る」ことにある。
    第四点は、企業は悪いところを修理するものではなく、勝てる部分を伸ばしていくものであること。

    会社のために働くな。自分が犠牲になるつもりで勤めたり、モノを作ったりする人間はいるはずがない。だから、会社のためだなどとカッコいいことを言わずに自分のために働け
    (本田宗一郎)

    成長が止まった会社や衰退が始まった会社には三つの共通点があるように思う。それは「ハンコ」と「会議」の多さ、それに「減収増益」という言葉だ。

    人は目で見たことだけで、じかに触れることなく判断してしまうものだ
    (マキャヴェリ)

    企業が成長する条件は、人より優れたものを作る創造性と意欲、それに儲けたいという欲望である。

    今の日本は一五世紀後半のイタリアのように平和ボケして活力が失われつつある。企業も安定志向で動脈硬化が顕著... 続きを読む

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