セブン セブン セブン(小学館文庫): アンヌ再び… (小学館文庫 R ひ- 4-1)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094020762

作品紹介・あらすじ

今の子どもたちは、家の周囲に空き地や原っぱもないし、そんな時間もなくなって、「缶蹴り」や「陣取り」をして遊ぶような、幼馴染の世界を失っているけれども、ウルトラセブンをつくっていた人間関係は、それに似ていたと思う。おやじさん(円谷英二さん)はその中で「大将」だった。そしてアンヌは、みんなに可愛がられた『オミソ』のような存在だったのではないか、と今にして思い至るのである。
(解説より)
永遠の特撮ヒロイン、アンヌ隊員がホンネで書いたあのころの真実。写真ページを刷新して待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 人生って不思議なものです、ずっとあとになってあぁあのときの出来事がいまのわたしをつくるきっかけだったなんて突然思い至ることがあるもの
    しあわせというか、何てついている女なんだろうな
    巧まずして人から暖かさを引き出す人

  •  『ウルトラセブン』でユリ・アンヌ隊員を演じられたひし美ゆり子さんによる、「アンヌ隊員の視点から見た『ウルトラセブン』」と「『ウルトラセブン』以前と以後のひし美さん」、「ひし美さんから見た役者さん達」を描いたエッセイでした。
     最近『ウルトラセブン』を観たことからひし美さんを知り、このエッセイを拝読したのですが、良い意味でアンヌ隊員や他のウルトラ警備隊員達のイメージが崩れました。特にひし美さんのシャンデリア事件や毒蝮さんのシュワッチ事件が紹介されたところは笑ってしまいました。ひし美さんはそれら事件を振り返って、ご自分を『ダメ女優とか、プロ意識が薄かった』と仰っていますが、わたしは冬木透さんが解説されている通り、そういうところが『アンヌのことを放って置けなくて、かえってみんなが、アンヌの健気さに引っぱられていたのではなかろうか』と思います。
     大変興味深い内容でした。

  • セブンを愛する人のための本。
    読んだら猛烈にセブン見たくなってきた。 

  • 大人になってアンヌを見たとき、子供の頃のイメージと違い、ずいぶんと和風な顔だと思った。代役だったと知り納得した。ひし美さん自身は特撮への愛をあまり感じず、商売としてやっている印象。

  • 読み助2011年6月15日(水)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2011/06/post-007a.html

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