尾崎豊 覚え書き (小学館文庫)

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著者 : 須藤晃
  • 小学館 (1997年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094021011

尾崎豊 覚え書き (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 尾崎豊については、曲を聴くばかりで、インタビュー等は読んだことがなかったけれど、創作に対してずいぶん自覚的なアーティストだったことを読んで面白かった。内省的に作曲し、また、リスナーにも内省を求めるというスタンスであったことには深く頷ける。
    アルバム『誕生』を聴き直したくなった。

  • 尾崎豊さんを育てた音楽プロデューサー・須藤晃さんが、出逢いから10年の歳月を綴った本。ともに闘い、苦しみながら生み出した名曲・名盤の秘話やインタビューが読めます。10代3部作アルバムは、ふたりの合作であったようです。それはとても興味深くはあるけれど、知るほどに痛ましい気持ちになりました。 『瞳のきれいな傷つきやすい少年』尾崎豊さんが、大人によって【尾崎】【OZAKI】に祭り上げられていく物語でもあります。むしろ、この本で感動的なのは、尾崎豊さんの素顔の部分です。


    尾崎さんの移籍後、須藤さんが入院したときにすぐ見舞いに来てくれたという場面。『須藤さん、治ったらいっしょにやりたいです!』と励まし、尾崎さんだと気づいた看護婦や患者が騒いでも嫌な顔ひとつせず、『あの、このひとをよろしくお願いします』と、みんなに頭を下げてくれた。須藤さんは〈アーティストOZAKIではない、21歳の普通の青年・尾崎豊だった〉と書いています。


    薬物依存にも触れています。〈扉を開けるとその先は崖だ、落ちるよと教えたが、扉を開けるなとは言えなかった〉〈いまだにそれ以上の言葉は見つけられない〉と書いています。


    尾崎豊さんは、『きみを愛してる』と『僕はきみの味方』と言ってほしかったのではないでしょうか。。。

    最後に須藤さんは〈彼の輝く瞳は夜空の星になったと思う。存在そのものが一時の夢であったかのようだ。僕はいつになったらこの眩いばかりの夢から覚めて、正しい答えを育むことを始められるのだろうか。いつになったら。〉と苦しい胸の内を書いています。


    NHKBS『大人になった君たちへ』という尾崎豊さんの番組に登場されていた須藤晃さんの、苦悩に満ちた険しい顔の理由が、わかった気がしました。


    私はこれからもずっと、尾崎豊さんの曲を聴き続けていきます。

  • 尾崎を聞き直したくなる。この本を読んで改めて「永遠の胸」を聞いた。さすがOZAKI。

  • 3/21に放送した成宮寛貴主演ドラマの原作になっている本です。
    http://ebook.shogakukan.co.jp/pr/ozaki/index.html
    今や伝説になっている尾崎豊という人の素顔が、音楽プロデューサーの視点から正直に語られています。本を読むと、尾崎豊は駆け抜けた人生を送ったんだなとあらためて感じました。http://sgk.me/ickKcO

  • 須藤さんの作品なのに全く本質ついてない!がっかり。

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尾崎豊 覚え書き (小学館文庫)の作品紹介

二十六歳で急逝した尾崎豊。ロック・ミュージシャン尾崎が逝って五年たつが、その人気はいまだ衰えることを知らず、CDはあいかわらず売れ続けている。音楽プロデューサー須藤晃は、『反逆する十代の旗手』として、カリスマ的存在となった尾崎の才能を見いだし、育てた人物。アーティスト尾崎豊に、もっとも影響を与えた須藤晃が、尾崎との出会い、レコーディング秘話、知られざる素顔など、貴重な十年の歳月を克明に綴る。

尾崎豊 覚え書き (小学館文庫)はこんな本です

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