| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
人としてどう生きるか・・・何を選び、何を大切にするか、時代の波の中で誠実に向き合うことの大切さを教えてくれる本です。私のこころの1冊です。
下巻はテンポが良くてスイスイ読めました。
キリスト教徒である著者の作品にしては、要所要所で登場人物に
語らせてるとはいえ聖書の香りがいつもより控えめかなぁという
気がしました。その辺をあまり意識することなく読み終わるかと
思いきや最後の最後に神礼賛だったので、やや取って付けた感と
いうか「そうまとめたか…」という感じです。
自己犠牲の精神を伴うものが、真の優しさでそのレベルにまで
達しないものはどこか偽なんだろうかという事を読みながら
悩みました。そうだとしたら簡単に優しさや思いやりといった
言葉は使えないなぁ。でもキリスト教的にはそういう事なんだ
ろうなぁ…となんか悶々と考えさせられた作品でした。
教師を一生の仕事と心に決めた少年の一生。成長し、教師になり、治安維持法のもと教師の職を追われ、兵士として満州へ行き、日本へ帰ってきて再び教鞭をとる。
すごくすごく、戦争が解る本やった。
汚い所も全部書いてあって、絶望だらけで、
もう読むのが辛すぎて
途中何回も読むのやめようかと思った。
でも読んでよかった。相変わらずのキリストやったけど、この人の本はそれだけじゃないからいい。沢山考えさせてくれて、戦争の事にちゃんと向き合おうって思った。
大学の文学の時間に課題だったのか,薦められただけだったのか忘れたけど紹介されて読んだ作品。普段軽い小説を読みがちだけど,たまにはこういうのも読んでもいいかもと思った。2巻とも厚いけど読みきった。






