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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094026214
作品紹介・あらすじ
『和を以って貴と為し、忤ことなきを宗とせよ』に始まる聖徳太子憲法は、官僚の在り方について述べた「通蒙憲法十七条」がとみに有名だが、実はこれに続く政治家、教育者、神職、僧侶にあてて書かれた六十八条があることはあまり知られていない。歴史は生き方の宝庫である。-巷の碩学三波春夫が、浪曲巡業、シベリア抑留、歌手活動を通じて掴みとった歴史の糸口をたぐりよせて、太子憲法の全容に真摯に迫る新歴史書。
感想・レビュー・書評
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歌手、三波春夫が何故聖徳太子を!?から始まり、読み進めるうちにジュワッと書かれていることが染み付いていくのが本書の特徴。現代政治の堕落と未来を見つめる先端人が見つめるべき言霊の宝庫、十七条憲法を軸に本国の歴史矛盾も解き明かしていく様は、歌手、三波春夫より浪曲師、三波春夫を印象付けます。
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近世に成立した偽書、『先代旧事本紀大成経』を真の聖徳太子の撰として、その心を現代人に伝えようとした本。当然、史料批判はゼロ。
三波さんの思考や精神をたどるにはいいのかも。 -
三波春夫さんが17条憲法を
研究していたとは・・・
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