ヘーメラーの千里眼 (上) 小学館文庫 ま 2-15

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著者 : 松岡圭祐
  • 小学館 (2005年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094037951

ヘーメラーの千里眼 (上) 小学館文庫 ま 2-15の感想・レビュー・書評

  • こんな人っているよね。
    本文より、p50
    「己れの意見を持たず、ただ感情と情勢だけに流され振りまわされる小役人の典型的な姿だった。」

    岬美由紀の高校時代と防衛大学校時代の話しが長く物語の進行が今ひとつ進まない。しかし、話しにのめり込み、バス停を一つ乗り過ごしてしまった。

  • 再読。
    心理士を目指していた頃見つけた本で、ハマリにハマって読んだシリーズ。

    もう何度目か分からないくらいに読んでいます。

    面白い。
    最初は美由紀が完全無欠のヒロインに見えていましたが、時間が経つとそうでもなく。
    特にこの本の中に書かれている学生時代の美由紀は、ある意味熱血で一生懸命で真面目だけど、言い換えれば周りが見えない負けず嫌いのイキがっているおこさま、ともとれる。

    そういう美由紀の身勝手な行動と言ってることとやってることの違い、及び心理士の現実とかけ離れた書かれ方、に興醒めしてしまう部分もどうしてもあります。

    が、壮大なファンタジーとして読む分には面白いと思う。
    だから何度も読んでしまうわけで。あとは少し、美由紀の考え方と通じる部分もあるという。

    展開も内容もサクサク読めて良い。
    アルタミラみたいな分かりやすい悪役が出てくるのも良い。

    小学館から角川にうつりましたが、小学館シリーズの方が圧倒的に好きです。

  •  摩訶不思議な状況から始まるいつものパターンではなく、静かに始まる現実っぽいオープニング。派手さがないからちょっと期待できそう。しかし、その静かな調子は最後まで続く。ヒロイン岬の自衛官志望理由などを軸にラストはドッグファイトで終わる。

     どうも番外編っぽい位置づけだなぁ。ドッグファイトは映像なら理解できるんだろうけれど、言葉では理解しづらい。要するにがっかりの作品だった。

    旧シリーズで残るのは「トランス オブ ウォー」「背徳のシンデレラ」となった。

  •  防衛庁航空自衛隊のエース・伊吹直哉一等空尉が、あろうことか演習中に安全確認を怠り、子供が隠れていたと思われる標的を撃ってしまった。明らかに自分の落ち度であり、自分はおかしいのだと自責する伊吹。精神鑑定を求めるが、アルタミラ精神衛星などの民間企業に依頼し、事が外部に漏れると世間の非難を浴びるのは必至。ならばと政府が思い浮かべた人物が、航空自衛隊の内部事情もよく知る岬美由紀であった。そして・・・実はこの伊吹直哉、岬美由紀の元恋人であった。

     美由紀の防衛大学校時代の初恋、そしてその次の恋(どちらもキスすらしていないが付き合ってはいたらしい)が描かれていてシリーズとして興味深い今作。まさか自衛隊に入った理由が、好きな男のそばにいたいからだったなんて!その他にも、親に反発して家に帰らない不良娘だったり、簡単なワナで男にオチてしまうただの女の子だったりで、今の姿からは想像つかないような幼さが見える。防衛大学校のこと自体も、一般人からすれば未知の世界であるので、どこまでが本当なのかはわからないが「へぇ~」と初めて聞くようなことばかりでおもしろかった。美由紀の過去、そして上坂・伊吹との出会いや関係が書かれたのが大半だった前半。さて、後半ではいよいよ伊吹が子供を見逃してしまった理由が明らかになるか。

  • この話は、今までは経歴でちらっとしか語られることしか無かった岬美由紀の自衛隊入隊から伊吹との出会い、F15のパイロットになるまでのことがばっちりわかるので、シリーズを読んでいる人は必読です。

  • 上巻はそれほど引き込まれる内容では無かったのに下巻は一転、イロイロな謎が解明されていく展開で一気に読んでしまう。

  • 千里眼シリーズの「ベストオブ千里眼」ですね。
    伊吹先輩がかっこいい。
    最後のオペレーション・ヘーメラーのミグ31とのドッグファイトが手に汗握る場面となっています。

  • 自衛隊機の過失事故の裏に巨大企業の陰謀が
    上下巻900ページにも及ぶ長編冒険ミステリー小説。全編リアリティに裏打ちされた描写で航空自衛官の実像に迫る。元恋人の戦闘機パイロットを救うため古巣に舞い戻った岬美由紀。彼女の胸には若き日の甘く苦い思い出が去来していた。パイロット誤射事件を発端に未曾有の危機に瀕した航空自衛隊を、巨大企業が暗躍する陰謀から守るため、美由紀はふたたび自らF15DJの操縦桿を握って、ミグ戦闘機との大空中戦へと向かう。

  • <内容>
    航空自衛隊の演習中に発生した未曽有の過失事故。事故を起こしたのは戦闘機の精鋭パイロット・伊吹直哉だった。国家の威信に重大な波紋が生じる一方、かねてから麻薬密輸船の領海侵犯に頭を抱えていた防衛庁は、パイロットの精神鑑定を要求する巨大企業にも翻弄され、途轍もない陰謀に巻き込まれていく―。かつての恋人でもある伊吹を守るため、臨床心理士・岬美由紀は青春を謳歌した航空自衛隊基地に帰還。そして彼の精神鑑定に乗り出すのだが。これまで描かれなかった美由紀の「愛と青春」も明かされ、本格戦記小説へと昇華された千里眼シリーズ最高傑作上巻。

  • 自衛隊の演習中に起きた過失事故をめぐる陰謀が、ヒロイン岬美由紀の青春時代の回想と織り交ぜになって解き明かされていきます。<BR>
    悪の構図は最初のあたりからおよそ当たりはつくのですが、なかなかに物語が進行せず、回想部分が多く、ヒロインのあまりの人間離れには少々辟易ものですが、そこはそれ、リーダビリティというやつでしょうか。迷わず、下巻を購入してしまいました。<BR>
    あとは、死んだ(?)子供の行方と、ヘーメーラーって一体何?ってあたりでしょうか。<BR>
    2005/10/26

  • 昔の千里眼みたいに悪との戦いがない。岬美由紀の過去が少しわかる。下巻に期待。

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