沖田総司恋唄 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)

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著者 : 広瀬仁紀
  • 小学館 (1999年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094041118

沖田総司恋唄 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 過度に悲劇のヒーロー化されない沖田総司。
    この作品の沖田総司は、読む程に好きになれる人でした。

    沖田総司に対する近藤や土方の姿も
    局内での彼の立ち位置や隊士の語る沖田総司も
    実際の彼もこうであってくれたらいいと思わされる人物でした。

    そして、現代にもこんな人がいたならきっと私は彼と友人になってみたいと思うだろうな。

  • 幕末の有名な医者、松本良順の著書により、著者が沖田像を描く歴史ロマンの香り髙い力作!!

  • 過度に天才剣士として描かれているわけでもなく、「前髪の紅顔の美少年」でもない、青年・沖田総司が描かれていました。
    今まで読んだ新撰組ものの中で、一番好感が持てるキャラかもしれません。
    タイトルに「恋」とありますが、昨今流行りのラブストーリーではありません。淡い恋物語といった趣です。

  • 「恋唄」とありますが恋話の割合はそう多くなく、沖田総司の生涯。恋は、剣士として生きる沖田の道に咲いた、ささやかで可憐な花という感じでした。
    土方や井上たちに愛され、出会った人たちもまた彼の明るい性質に自然笑顔になるような沖田総司。童女とのやりとりはとても愛おしい。沖田も出てくる人たちにも、愛おしいという言葉が浮かぶ本でした。
    目立って華やかな盛り上がりとかはあまりないですが、私は好きです。

  • 総司の淡い、淡い、恋の話でした。手をつなぐことさえない、はなかない恋のまま・・・。名家の幼い労咳の少女が総司に恋心を抱き、結納の品として菊一文字を用意していたのをもらってきたという話は、ちょっとこじつけだったけど、そんなこともあったかもと思わせるくらい、この本の総司は愛らしかったな。土方さんの有名な俳句「しれば迷い しらねば迷わぬこいの道」が総司の恋のことを歌ったことにしてしまったのは予想外!!みんなから好かれ、一人静かにこの世を去った総司がやっぱり大好きです

  • 私はこの作品を読んで思いました。
    もしタイムスリップして日本史上の人物誰か一人に会えるとしたら、沖田総司に会いたい、と。

    うーん、この本は何で見かけて読みたい本リストに入れたんだっけなぁ…登録日はちょうど1年前位か…忘れてしまいました。

    新撰組については母に薦められて小学生の頃に子供向けの本でざっくり読んだことがあって、そのときからかっこいいなぁくらいには考えてました。
    超好き!というわけではなかったけれど…興味は強かったので修学旅行で京都に行ったときに班員にわがままを言って壬生寺を行程に入れてもらったりはしました(笑)
    新撰組に関する小説は有名なものからたくさんあることは知っていますが、私はその子供向けのものしかこれまでに読んだことがありません。
    この『沖田総司恋唄』が2冊目。
    (あ、『相棒』という坂本龍馬と土方歳三が主人公の作品は読んだことあります。)

    これははっきりわかるのですが、なぜこの作品を読みたいと思ったかというと、もちろん魅力的なタイトルに惹かれてです(笑)だって「沖田総司」と「恋」ですよ!(笑)
    いかんせん、新撰組はもとより幕末に関する知識が乏しいため、この作品のようにあえて様々の出来事は省いて書かれていると展開がわけわかりませんでした…。

    近藤勇や土方歳三、沖田総司がどんな最期かということは知っているので、終盤はもう読み進めるのが辛くて。
    他の小説がどんな感じなのか知らないので対比はできませんが…その主要3人、中でも総司と土方さんにクローズアップしていて、それから監察の山崎蒸、といった感じです。
    みんな魅力的なキャラで愛おしくて。家族のような関係性も読んでいてほっこりしました。
    ひょうきんで人懐こくて決める時は決める、こんな沖田は思いっきり好みの男の人です…♪(笑)

    事件よりも人物像の方に重きを置いてるのかなぁ。解説にも書いてあったけど、血生臭さというのはほとんどない。そうであるからやっぱり、ちゃんといろいろの流れを知っている方が深く面白く読めるのではないかと思います。

    ラストは意外とあっさり?だった気がします。
    ピークはやはり沖田が医者に通うところと、山崎の死のところですかね…。泣いた。

    沖田の恋についても意外とあっさり…感情移入はしましたけど、あれ?こんなもん?って感じで。タイトルに冠しているわりには恋愛の話の比重は少なめで軽めです。

    この作品を読んで、沖田総司の魅力を実感したのはもちろんですけど、私は山崎さんがすごく好きになりました。某漫画では結構な扱いをされてるから…(笑)
    鬼の副長の信頼に足る、本当に立派な人だったのだなぁ、と。
    ま、もちろんある程度は創作なんでしょうけどね。

    やっぱり他の新撰組の小説も読んでみたいなぁ!

  • 恋唄、なんていうからちょっと手に取るのをためらった。
    だけど作者は男の人だしなぁ、と思って一応読んでみたらこれが結構おもしろい。あんまり恋に比重は置かれていない感じ。重要な役所ではあってもそればかりというわけではない。
    沖田総司と言う人を小難しく考えずに作者が史実(というか当時を生きた人たちの言葉)から推測し、あっさり書いている点が好印象。(個人的に儚く美少年然とした沖田像は好きではないので)

  • 新選組の沖田総司を中心とした連作短編。どちらかというと日常を描いているので、優しい雰囲気があった。史実としてではなく、読み物として楽しめる本。
    2010/9/20

  • 男性作家の新選組ものにしては、異様に甘ったるい気がしました。
    みんなに愛されてたって言いたいのは分かるんだけど。。。露骨過ぎてキツイなぁと(苦笑)
    あと、文体がしつこくて私の苦手な雰囲気だったので読むのが辛かったです。
    話の内容と、沖田さんのイメージ像としては悪くないので星3つ。
    もし、自分が10代の頃にこの本に出会っていたら、☆5つで絶賛していたかもしれませんが、20代後半で読むにはややキツイものがありました。。。

  • 2004年10月10日購入。
    2005年1月8日読了。

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