沖田総司恋唄 (小学館文庫 R J- 16-1 時代・歴史傑作シリーズ)
- 小学館 (1999年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094041118
感想・レビュー・書評
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クセのない読みやすいお話でした。
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これのすげえ古い方を持ってます。
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タイトルを見て、少女マンガ的展開なのかなぁ、とか思って借りるのをしばらくためらっていたのですが・・・読まず嫌いはだめだな。
新撰組の話はいつもはもっとシリアスで重いものが好きですが、たまにはこういうほのぼのした雰囲気もいいですね。
文も読みやすかったし、”恋”もなかなか始まらずこっちが心配になるくらいで 笑
ただ本の厚さから分かってはいましたが、新撰組の小説としてはかなり省略されている部分も多かったです。
まぁメインは沖田の恋ですし、その辺は気にしちゃだめか。
登場人物も割と有名な人たちばかりなので、時代小説初心者にもおすすめです。山崎がけっこう出てきたのはうれしかったなぁ。 -
なんとなく昔に目を向けてみようキャンペーンだったんだと思います。あたしが。
幕末なんて維新三傑と新選組では近藤勇と土方歳三と沖田総司くらいしか知らない時期に読んだのでかるくワケわかんなかったです。
これ読んでるろ剣全巻読破して、風光るちょびっと読んで、どっぷり幕末に浸かってます。
もう一回読もうと思います。 -
切なくて感動したー。
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頭が二つの鶴を総ちゃんが折っているお話ですね。って全然それだけじゃありませんけれど。
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この本の沖田総司が一番すきかもしれません。
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読みたくてたまらなかった本。期待以上でした…!広瀬さんの書く沖田さんは優しくて優しくて…。壬生の屯所から西本願寺へ移る時に近所の子供達が沖田さんのことを見送りに来るんですが、その場面が微笑ましくて心に残っています。また、同じ病を患う少女とのふれあいにも彼の優しさが滲み出ていて…。京の人々から鬼と呼ばれ恐れられた沖田総司。そういう周りのイメージと本来の彼の人柄との間にある大きなギャップを思うと切ないです。
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沖田と町医者の娘の恋物語。とにかく沖田ファンは読んで損はない・・・・と思います。<br>
山崎さんの出番も多めなので、山崎ファンにもオススメです。私は富士山丸での山崎さんとの別れの場面で泣きまくりました(なんてピンポイント)。 -
"恋唄"なんていうから、どんな恋なんだろうかと、ハラハラしながら読みましたが…
(個人的には激しい恋愛は見たくないし、イメージにもあわないと思うので^^;)
淡い、ほんとに初恋と呼ぶにふさわしい感じの淡い恋でした。
沖田さんと同じ病気を患っている女の子とのエピソードも泣けました…。
…沖田さんが江戸っ子口調だったのがちょっと…ビックリしましたがw(たしかに、江戸っ子だったんだけど。)
沖田さんが好きな人にはぜひオススメの一冊です♪