童話集 春(小学館文庫): 新撰クラシックス (小学館文庫 R C- 12 新撰クラシックス)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094042122

感想・レビュー・書評

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  • 大正時代の子供の雰囲気が伝わる童話集。ストーリーというよりスケッチ風。夢二童話の子供は庶民の子というより良い家の坊っちゃん嬢ちゃんという感じがした。

  • たまたまBook Offで竹久夢二の名前を見かけ、
    手にとって見た。
    美人画や宵待草で有名であるが、子供向けの童話集を
    著していたのは、はじめて知った。

    本自体はやはり大正ロマンを感じるものの、
    あまりかわいげはない童謡かな。
    ただ、挿絵も自分で書かれてるようで、雰囲気は楽しめます

    ここではタグが使えないみたいで、大正ロマンに浸りたい方は、
    プロフィールに記載しているブログの方からどうぞ。

  • 大正ロマンの香りあふれる装丁と、自身の挿絵によるセンチメンタルな童話集。

著者プロフィール

(たけひさ・ゆめじ)画家・詩人・デザイナー・作家。1884年岡山県生まれ(本名・茂次郎)。1901年に上京し、翌年、早稲田実業学校に入学。1905年、平民社の機関誌「直言」にコマ絵を発表、その後「平民新聞」にも絵や文章を発表する。翌年には「東京日日新聞」、「女学世界」、「文章世界」などからも依頼を受けるようになり、早稲田実業学校を中退。1909年に初の画集『夢二画集 春の巻』(洛陽堂)を刊行。1914年、日本橋に自身がデザインした小物などを売る「港屋」を開業。以降、画家、詩人、グラフィックデザイナー、翻訳家、小説家として幅広い活躍を続ける。1931年から33年にかけて欧米各国を訪問。1934年、49 歳で逝去。小説作品に、「岬」(1923)、「秘薬紫雪」(1924)、「風のように」(同)、「出帆」(1927)などがある。

「2022年 『秘薬紫雪/風のように』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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