鞍馬天狗 2 (小学館文庫 R J- 17-2 時代・歴史傑作シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094042320

感想・レビュー・書評

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  • 「地獄の門」も「宗十郎頭巾」も面白い。

    「宗十郎頭巾」は、ちくま日本文学全集の巻頭に入っていた作品だから、これで2回目。
    出だしから息もつかせぬ展開で、これはシリーズの中でもかなり良いできの作品なのでしょう。
    映画向きだといったけど、たしかにハリウッド系の娯楽映画としては最適だと思います。

    でもちょっと疑問。
    意表をつく展開なのはわかるけれど、伏線がなにもないような‥‥。
    ご都合主義といわれても仕方がないのでは。

    たしかに面白いけれど、この作品を自分の本棚にずっと置いておきたいかというと、そうではないですね。エンターテインメント系の作品は、よっぽど気に入ったもの以外は、いずれ捨ててしまうのですが、この本もそうなると思います。

    でも、この前読んだ中野重治の本はそうしないはず。
    この違いはどこからくるのでしょう。
    鞍馬天狗のシリーズを読みながら、その点について考えているところです。

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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