わが息子の心の闇: バスジャック少年両親の叫び&子どもを幸せにするアドバイス (小学館文庫 R ま- 5-1)
- 小学館 (2000年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094045512
作品紹介・あらすじ
ゴールデンウイークの日本を震憾させた豊川主婦刺殺と西鉄バスジャック。犯人は共に17歳の少年だった。激変する社会の中、子どもたちは明らかに変わりつつある。子どもたちが心の奥であえぎ声をあげている今、親の果たすべき役割と責任はますます重い。本書では、西鉄バスジャックの全ドキュメントと共に、心理学や教育学の第一人者・7名の寄稿から、親と子のあるべき姿を改めて問い直す。
感想・レビュー・書評
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町沢静夫総監修.
執筆部分:出産、育児より自分の仕事や遊びを優先している母親へ(pp.109-144)
少年非行を未然に防止する上で家庭の役割がいかに大きいかという問題について、内外の実例を引用しながら論じた。 -
『心の闇』という言葉に惹かれて購入しました。バスジャック事件や2000年代初頭にたて続けに起こった17歳少年の事件の概要や,いかにして彼らの「心の闇」を理解するかということが書かれています。
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本を買ってもらうためだと思うのですが、バスジャックを前面に押し出して、1章はその出来事について詳しく、2章は同種の事件について説明しています。
1章、2章は、読み飛ばしても良いかなって思います。
が、3章〜8章で医師やカウンセラー等が説明している内容は、子供の心の闇を理解しようとするときに、とても参考になると思います。 -
2007.8.26読了。例えば息子が犯罪を犯しそうだと感じたら・・・・。1.病院に強制入院させるなど、外部機関に委託して世間と隔離する。2.自宅に監禁する。3.殺す、もしくは心中する。他に術があれば教えて欲しい。