水木しげるの憑物百怪 下 (小学館文庫 み 8-3)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094047035

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ水木しげるの本の中で、一番絵が薄気味悪いような気がする。
    憑き物に憑かれた人の顔が、何気に怖い。

  • 憑物の事を書いている。全てに絵が書いていて興味深い。

  • なななんと、妖怪界のスーパースター、水木しげる御大も、一時は「妖怪なんていないんじゃないか」と懊悩した時期があったとは!何よりそれにびっくり。

  • 古本屋で発見!まさかのオールカラー。文句無し。

  • この書で水木しげるさんは憑物も妖怪も同列に扱うことを宣言したように思えます。
    どちらも霊的な現象だと。
    また人の精神(心)もやはり霊的な現象なので人-憑物-妖怪すべては結局のところ霊の異なる相と見られるのではなかろうかと考えておられるのではないでしょうか。
    いずれもあらわれかたの違いというだけで。
    妖怪がいるものだと考えたとき科学的な態度でこれをとらえようとするとこうなるかもしれません。
    水木さんは民俗学的にではなく科学的に妖怪現象を追究していこうとしているようにも見えます。

    (2006年08月27日読了)

  • 仔細は(上)にて行っているので、そちらを参考のこと。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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