- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094054767
感想・レビュー・書評
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父からもらった1冊
実家に帰るたびにおすすめをもらって帰ります
確かにおすすめするだけあって楽しかった~
最後の展開のテンポの良さは読みやすかったです
ある夫妻の物語なんですが…
妻の大活躍・強さには心打たれましたね。
私も同じ場面になったら同じことができるかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある夫婦が人違いのすえ、マフィアから頼まれて汚れ仕事をしているインディアンの血を引くカナダ人ブラックバードと、イカレた若者リッチーの2人に命を狙われることになって、という巻き込まれストリーリー。あとがきにもありましたがウェインとカーメン夫妻のまっとうさが、ブラックバードとリッチーの異常さとが鏡のように照らしあって、絶妙のコントラスト。基本的にはお互い大事に思っていて理解しあっている者同士でも、疲れていたり、片付けなければならない用事があったり、気になることを抱えていたりして相手を気遣う余裕がなかったり、すると、いらぬイライラやケンカとも言えない不機嫌な小さな衝突をしたり、しますが、そういうことがどういう風に起こるか、そのときダンナはどう感じていて女房の方はどう思っているか、というのがすごくリアルに、特に女の目線から書かれていて、面白かったです。それに、人というのは個性というか考え方感じ方のクセみたいなものや相手との相性のようななかなか説明のつかないものによって複雑に関係しあっているから、こうしてくれたらいいな、というように他人は絶対に動かないのだ、いうことも自然に書かれていて、やっぱりレナードはすごい!と思いました。