P.I.P.―プリズナー・イン・プノンペン (小学館文庫)

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著者 : 沢井鯨
  • 小学館 (2003年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094055917

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P.I.P.―プリズナー・イン・プノンペン (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「この物語は作者の実体験をもとにしていますが、フィクションとして書き下ろされたものであり、実在する個人や団体とは、一切関係がありません。」とある。
    が、これは全てをフィクションと片づけられるものではない気がする。
    今まで興味を向けることもなかったカンボジアで近い昔、こんなに大変なことが起こっていたとは。
    ポルポト時代がこんなにも悲惨だったとは。
    多くの人に読んでもらいたいと思うが、かなり重い内容なので、簡単には薦められない。
    ーーー
    札幌の中学の教壇でチョークを握っていた私は、気が付くと灼熱のカンボジアで牢獄に繋がれていたーー。
    プノンペン拘置所生活半年の著者が描く、謂われのない罪で収監された男の驚異の脱出劇。騙し騙されの頭脳戦、張り巡らされた伏線が最後まで息をつかせない前代未聞のアジアン・アンダーワールド・エンターテインメント。
    観光直後、各紙誌の書評欄に波紋を巻き起こし「映像化不可能」といわれた超問題作が、八年の歳月を経て、玉山鉄二主演でWOWOWにて連続テレビドラマ化。

  • 引用
    内容紹介
      プノンペン拘置所歴半年の著者が描く、謂われのない罪で収監された男の驚異の脱出劇。騙し騙されの頭脳戦、張り巡らされた伏線が最後まで息をつかせない前代未聞のアジアン・ノワール。解説・馳星周。
    出版社からのコメント
    カンボジア拘置所歴半年の新人作家が描くアジアン・ミステリー。平凡な中学校教師イザワ・ケイゴは灼熱の国カンボジアにて、いわれのない罪で逮捕される。しかし、イザワは知恵を絞り、驚異の脱獄プランを思いつく―

  • 実話をもとにカンボジアでの体験を小説化。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかわからないが、カンボジアの混沌とした政治情勢と、そこに生きる人々の逞しさが十分すぎるほど伝わる。
    日本人からすると理解できないカンボジア人の行動。但し、日本人の感覚を世界に押し付けることの危うさ、自己管理意識の低さを改めて感じることができる。
    パワー溢れるカンボジア人の息づかいが感じられる一冊。

  • この時代設定は何年?1990年代だろうか。
    実際にプノンペンにはいったことがある。4年前。
    ここから経済がもう少しよくなって、人々が前をみている印象を与えられた。
    実際投獄されたことないので、裏社会はどうかわからんが。
    そういえばタイ、カンボジア国境でも賄賂要求されるとあったが、
    されなかったしな。
    国が変ってきてはいるんだろうと思う。
    毛沢東の登場には黒幕登場のインパクトあり。
    なくはない。

  •  プノンペン拘置所でポルポトの元通訳が語るカンボジアの歴史が興味深い。ポルポト政権誕生のいきさつ、大国中国との裏取引が後々、カンボジアの国民にとんでもない苦悩を与えることになる。イザワケイゴがだまされ獄中につながれるところから、颯爽と釈放される話などはどこまで真実なのだろうか。一部フィクションなのだとしても強烈なインパクトがある。

  • どこまでが実話なんだろう?

  • 文章がうまくないし登場人物多すぎて読みにくかった。カンボジアこわい。

  • 2011/05/02 読了

    日本に生まれてよかったと感じた本でした。

  • ある程度は実話らしい
    カンボジア怖い

  • WOWOWのドラマ"プリズナー"があまりに面白かったので、原作も読んでみました。
    が、原作は5割増で生々しい…
    読みながら玉山鉄二の顔は浮かべられませんでした。
    ドラマは架空の国を舞台にしていたけれど、原作ははっきりカンボジアが舞台。しかもカンボジアの歴史がベースになって状況が絡み合っているので、やはりドラマとは別物ですね。
    そしてこれが実話が元になってると思うと本当に怖い…よくご無事で戻られました。(2009.5.19.)

  • ・構成はめちゃくちゃなのにダラダラ500ページ近くある事に驚いた本。勢いだけで書いたような本。
    ・でも体験をもとにしているだけに内容は興味深くてうんざりしながらも好奇心だけで読んじゃう。
    ・後半100ページは展開はやくて楽しんで読めた。けど突っ込みどころは満載。えっそんなにすんなり?みたいな。
    ・実話じゃなきゃここでその挿話ありえねーだろー、っていうようなエピソードが出てくる。こういうあたり、やっぱ実話なんだろうなって変に説得力がある。
    ・ポルポトの側近だった老人が話している内容を本当に作者が自信で耳にしたんだったら凄い。この証言が歴史的にどの程度の重みを持つかはわからないけど。
    ・ドラマのプリズナーの原作なんだけど、ドラマは舞台をカンボジアにしてないから元ポルポト兵とかそういうこの国の深い闇については全く触れられなくて、全般的に薄い内容。
    ・喜劇と言われれば喜劇だな。どんだけだまされるんだお前、という。
    ・しかしこんなに何でもありか、カンボジア。まあ某国で簡単に警察官が金で動いたりしてるの見てるので、ホントだろうな。免許程度なら余裕で金で買えるのが日本以外のアジアだもんな。
    ・ポルポト時代からのカンボジアの闇に迫るノンフィクションと、監獄を舞台にしたエンターテイメントの2つに分けたほうがいんじゃないか。と思えるな。

  • 生き抜くために人を騙し、信じられるのはお金のみ。法も秩序も友情さえもない。
    作者は実際にプノンペンで投獄された経験を元に書いたそうだが、実際はもっと酷い状況かもしれない。怖っ!!!

  • <きっかけ>本屋でふらふらしてた時に見つけた本です。
    <コメント>著者の沢井鯨氏は、札幌の中学で教師をしていたのだが、ある日カンボジアに行った時にいわれのない罪で捕まってしまうなんて経歴を持った方なんですが"P.I.P"はそんな経験を元に書かれた本な為リアリティに富んでます。どこまで事実でどこからが造り話なのか全くわからずどんどんのめりこんでいけました。イチオシです。

  • 読み終えた感想は、「こわかった」と「気持ち悪い」。
    解説でも書かれていたけど、確かに構成にも描写にも稚拙さを感じるが、実体験が元になっている強みがある。
    カンボジアをここまで悪く書いている本を初めて読んだので内容はショッキングだった。
    主人公の設定になんだか無理を感じる。最初はひ弱でしょぼくれたイメージなのに、後半はマッチョなヒーローっぽくなっている。すごく違和感。

  • 臭いまでも伝わってきそうな迫力にどんどん引き込まれました。全部が本当と言うわけではないだろうけれど、これが実際にカンボジアで投獄された人が描いているんだ、と思うとちょっと背筋がぞっとします。

  • 貧困の国の現実はこわい。最後はスカッとします。

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