失踪 (小学館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094057447

感想・レビュー・書評

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  • '22年8月29日、Amazon audibleで、聴き終えました。

    中編二本を含めると、「左文字進」シリーズ三作目。面白かったです。そこそこ(失礼!)にスリル&サスペンスを味わえました。

    気になった点を…
    左文字の妻、史子がする質問が、ちょっとウザいなぁ、と思いました。「聞く前に、少し考えなよ!」って思ってしまった…紙の本で読んだら、気にならないのかな?audibleではナレーターは男性なので、なんだか間の抜けた「聞き方」に感じました。おっとりしすぎ、という感じ。ちょっと、イライラಠಗಠこの辺が、「朗読を聴く」ということに関する、僕の違和感です。他の人の解釈を一枚入れて、聴いているような。

    その他、細かい点も、いくつか…例えば「拳銃」に関してですが…あまりのリアリティの無さに、ちょっと「?」でした。なんで刑事がみんな携帯してるの?拳銃の携帯許可或いは指示、って、よほどの緊急事態に出るものなのでは?いきなり容疑者に向けて発砲?とか…
    まあ、現代の「ハードボイルド」的な警察小説では無いので、リアリティ等、細かいこと言うと無粋、ですかね╮(╯_╰)╭

    全体としては、楽しんで聴き終えました。

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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