- Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094060188
感想・レビュー・書評
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シリーズ3作目。
前2作以上に胸にずんと重くくるものがあった。過酷な医療現場で働く医師の信念・覚悟が凄まじい。
途中途中、信州の自然や魅力的な登場人物たちにほっと心が和む。
色々悩みながらも、大きな一歩を踏み出した一止にエールを。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の部長先生と飲むシーンが最高でした
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自分も良い作品だと思います!
自分は名言集(神カルの)を作ろうと思っていたので、マネ?させてもらっていいでしょうか?
自分も良い作品だと思います!
自分は名言集(神カルの)を作ろうと思っていたので、マネ?させてもらっていいでしょうか?
2014/03/23 -
人によってどの文が名言になるかは変わるとおもいますが、あなたの心に響いた文であればそうぞ♪人によってどの文が名言になるかは変わるとおもいますが、あなたの心に響いた文であればそうぞ♪2014/03/23
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読後、再度1頁目から読みました。
この世界に入り込んでいたくて。 -
この時期、仕事がとても忙しく、朝は早くから夜は遅くまで、土曜も毎週出勤が続き、かなりしんどい。
そういう時にこの本を読めば、私よりもずっと栗原先生は忙しく、それでも恬淡と患者と向き合う姿に触れる。
患者が来れば、いつ何時であっても、『道なき山も、橋なき河も、意地と矜持で舗装して、行けるところまで進んでいくのが、我らの歩みというものだ』と応じていく姿に、クタクタな自分でもやはりそうありたいと思う。
しかし、このシリーズ、最初読んだ時はどうってことなかったのだけど、だんだん良くなるよねぇ。今回は、新任女医の小幡先生の苛烈さと対比させて、栗原先生に自分の生き方の是非を突きつける。
大狸先生は、医者にとって一番大事なものは続けることだと言ったけど、サラリーマンも一緒だな。
これから大学へ行って、また新しいことを経験し人生を豊かにしていく栗原先生を羨ましく思いながら、私にだって、悔いは多いながらも、途中で逃げずに、自分に出来ることを少しずつ積み上げてきた人生があることを、今更ながらに、ちょっと嬉しく思う。 -
1,2巻と読んできたが、この3巻が一番いいと思う。一つは新キャラが登場するからだが、登場するからには「事件」が起こらないわけがない。そのお話は中盤あたりから始まるため、ほのぼのした雰囲気が一転して緊迫した雰囲気に変わるのだ。「事件」に関連することだが、新キャラがもっている哲学(この場合仕事観に近い)に一止が打ちのめされ、新キャラとのレベルの差、医師としての覚悟の甘さなどを痛感する。その場面で私は彼に感情移入してしまい、なんだかみじめな気持ちになった。しかし、そんな彼を励まし、支えてくれる存在が彼の周りにはたくさんいることをこのシリーズのファンなら既知のことであろう。同期との友情、恩師からの激励、そしてなにより愛しの細君の一止だけでなく男性読者をも虜にするような愛、が本作でも溢れている。また、詳しいことは申せないが、ちょっと驚きの展開が待っているので、お楽しみに。
もう一つ、このシリーズの魅力に言及しておくと、どうもこの小説「信州のガイドブック」としても使えるのではないか。というのも、作品中で信州にある場所や信州で催される行事などが紹介されているが、私は信州に行ったことがないので、その都度ネットで調べるのだが、まあどれも行ってみたい!と思うような魅力的な場所・行事ばかりなのだ。本作で特に私の心を捉えたのが、【鹿教湯温泉の氷灯ろう】である。非常に綺麗なのだ。これはぜひ生で見たい。このままシリーズが続けば、さらに信州にハマって最終的には移住してしまうのではなどといささか気が逸っている、そう思わせる魅力が本作にはあるのだ。
著者がインタビューに答えている記事をネットで読んだのだが、4巻を書くかどうかはわからないとのこと。次回作があることをにおわせるような終わり方を好まないらしく、いつどこで終わっても良いように書いてきたとのこと。プレッシャーをかけるつもりはないが、本作で終わったらファンは納得しないと思う。続きがあるような感じで終わりますし(笑)
成長した一止を楽しみにしてるのは、本庄病院のスタッフの方々だけでなく、読者も同じです。続編を期待します。まだまだここで終わってほしくない。と思わせること、これがこのシリーズの最大の魅力なのかもしれない。 -
3冊目。毎回毎回、大切にしたい言葉を多く、くれます。
しばらく寝かせておいて、内容を忘れかけたら読みかえそう。 -
今回もするりと完読。
主人公が悩みながらも大きな結論を出せてすっきり。
2巻と続けて読むと背景も理解しやすく、古狐先生と思惑もうっすら見えたり。
2巻ほどの感動作というわけではないけど、とてもよいお話でした。
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このシリーズ、読めば読むほど引き込まれる
姜尚中さんが解説で述べられているが、まだまだ続けて欲しい
もちろん新章神様のカルテ以後もである