僕の死に方 エンディングダイアリー500日 (小学館文庫)

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著者 : 金子哲雄
  • 小学館 (2014年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094060201

僕の死に方 エンディングダイアリー500日 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 流通ジャーナリストとして乗りに乗っていて勢い付いているときに突然の余命宣告とは不本意すぎます。

    金子さんは生きていることも死ぬことも表裏一体であることを生きている私たちに身を以て教えてくれました。

    私は死んでしまうことは敗北と決めつけていたけど読み終えてから考え込んでしまいました。

    金子さんはあの世にいっても今までどおりに我武者羅に働いているのではないでしょうかね。

    ご冥福をお祈りいたします。

  • すごすぎる。死を宣告されてなお仕事を通して人を喜ばせることに全力を注ぐ姿勢には感服しかない。超月並みだけど、生きていることに感謝して日々を大切にしなければと思わされる。奥様の綴られたあとがきが涙なしには読めなかった。生々しい死の記録。

  • 前から読みたかった本。
    なんというか、悲しくも儚くもなく、淡々と金子氏がそこにいる本。
    金子さんの人を喜ばせたいという気持ち、奥さんへの気持ちはとても暖かく、自分の気持ちを新たにさせた。
    専門的でも、自己啓発的でもなく、ただ素敵な人がそこにいた証。
    それだけて、次の自分の糧になるんだなぁと思った。

  • 人を喜ばせたい、その一心で走り続ける金子さん。こんなに仕事優先でいけるの?と思ったけれど、最後の最後に本音が出てくるところは泣けて困った。奥様も素晴らしい。事務所の方、周囲の方々も。「ダイエットしたんですよー」とニコニコしていた時にはすでに相当苦しい状況だったんだなあ。 こんな風には生きられないけれど、自分も日々を一生懸命生きないとな、と思わされました。

  • 安く買うことが大好きで、人を喜ばすことがすべてだった金子哲雄さん。「流通ジャーナリスト」を志した経緯を含め、本当に徳の備わった人物だったと思う。
    「僕の死に方」というタイトルではあるが、生と死は繋がっていて、死に対しても一生懸命に取り組んだ生き方の記録。

  • タイトルは「僕の死に方」だけれど、死に方というのはそのまま、生き方なのだな、と思った。著者の生き様にただただ息をのむ。しかも亡くなったのは、今の私と同じ41歳。今、自分が死んだら…。リアルに迫ってきた。

    奥様もすごい。こんな状態でも仕事をしたいという夫を支え続ける…私だったらできるだろうか。きっと、無理だ。仕事なんてやめて!と叫んでしまうだろう。お互いが、お互いの大切なものをちゃんとわかっていて尊重できていたのだなと思う。本当に素敵なご夫婦。

    私のような、死んでも誰も困らない存在は、生き方に真摯さが全然足りないなと思う。今はまだ、両親を悲しませたくないという思いはあるけど、その先はどうだろう。もうすこし、真面目に生きねばならないかもしれないと思った。

    そしてやはり二年前に亡くなった友だちを思い出さずにはいられなかった。難病のことをほとんど誰にも言わず急死してしまった彼女。でも、スマホのパスコードが旦那さんにわかるものに変更されていた。それで夜中に旦那さんが私に電話をくれることができたのだと聞いた。彼女なりのささやかな準備だったのだろうと思うとたまらない。

    とりあえず、買ったままのエンディングノートを少しずつ埋めていこう。せめて周りに迷惑をかけないように。

    長いあとがきを奥様が書いてらっしゃる。これを読んでいるだけでつらくてつらくて、出版されている奥様の手記はとても読めそうにない。

    でも、今この本に出会えてよかった。ありがとうございます。そして、合掌。

  • 配架場所は、闘病記文庫 請求記号 289.1//疾病//0

  • 目の前にある事に対し、相手の喜ぶ事だけをを考えて、全力投球でベストを尽くす。
    やり尽くして初めて周りから評価され、次に続かせるための努力を惜しまない人。

    最後は、映画「ゴースト」のようだったけど、泣けた本。

    人生のバイブルにしたい。

  • 自らの死期を知ることにより書かれた本。金子さんはテレビで視ていて面白い口調で経済を語るなと思ったら、子供の時から既にその原型ができていたことに納得。日本海が荒れているから魚の値段が上昇するなど、なかなか普通の子供にはない観点を感じた。自分の死を受け止め、周りに迷惑をかけないように感謝されつつ最後を迎える、その様子を文書に残したことの意義は大きいと思う。

  • 私は「金子哲雄さん」のあの口調と知識豊富さが好きでよくテレビの出演するときには見ていました。しかし、ある日の放送から金子さんの体つきの変化にある意味違和感を感じたことを覚えています。ある日いきなりの死亡報道には驚きました。

    金子さんの生い立ちからテレビ出演までの記録、病気のこと

    愛する奥様を思う気持ちや奥さんを残して死んでいかなくちゃいけない金子さんの気持ちが書き綴られている本です。

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僕の死に方 エンディングダイアリー500日 (小学館文庫)の作品紹介

「命の始末」を綴ったベストセラーを文庫で

「時間を忘れて一気に読んでしまった」「こんなに涙が止まらなかったことは初めてです」「これからも何度も読み返すと思う」「悲しいけれどあたたかい気持ちになりました」・・・
世代、性別を越えて、異例ともいえる数の感想が今も寄せられ続けています。

突然の余命宣告。
絶望の中で、やがて彼は自らの「命の始末」と向き合い始める。その臨終までの道程は、とことん前向きで限りなく切なく愛しいものでした。
これは、41歳で急逝した流通ジャーナリストの見事な死の記録です。

【編集担当からのおすすめ情報】
死の宣告を受けた金子哲雄さんが、最後に渾身の力を振り絞って書き上げたのが本書です。死と生に向かい合う、誰もが心を揺さぶられるメッセージを、一人でも多くの方に読んでいただければと思います。

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