利他: 人は人のために生きる (小学館文庫)

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  • 小学館 (2014年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094060317

利他: 人は人のために生きる (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 尼さん作家の瀬戸内寂聴氏と、元京セラ社長の稲盛氏の対談集。二人とも出家しており、仏教の考え方に基づき、どう世の中をよくして自分も幸せになるか、などを話している。
    対談集というフォーマットは個人的にあまり好きではない。内容的に説教臭くなってしまいがちなので、二人の会話形式にして柔らかくしようという意図かと思う。
    震災のとき二人は何をしたか、無念の死はどう受け止めるべきか、戦前と比べて暮らしや価値観はどうなったか、などを話題にしている。二人とも、「昔は貧しかったけれど幸せだった」と嘆いているが、戦前を知らない世代としては、あまり興味がない。
    稲盛氏が京セラを引退してから、倒産したJALの会長になり、傾いた経営にテコ入れし黒字化に導いたという部分は多少興味を持って読んだ。日本経済の緩やかな回復が背景にはあると思うが、マインドが大事という話だった。

  • 稲盛和夫という「人」を理解する上では、非常にためになる一冊。瀬戸内氏との対談形式により、この要素がうまく引き出されていたように感じられる。

  • 僧籍を有する文化人2人の対談本です。
    自分のためではなく人のために生きるという
    2人の考え方には深く共感するものの、
    欲の塊である人間にとって
    そう考えることがいかに難しいか。
    それも一つの仏様の教えなのでしょう。

  • 稲盛和夫さんと瀬戸内寂聴さんの対談。

    まず、稲盛さんが出家していたとは知らなかった。

    タイトルの通り利他的になったほうが幸せになれるという話もあるんだけど、内容は意外と多岐に渡って震災に関する雑談という感じかも。

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利他: 人は人のために生きる (小学館文庫)の作品紹介

なぜ、いい人ほど不幸になるのか?

「誰かのため」なら、もっとよく生きられる――。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。
九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し、「青空説法」で数千人の聴衆を魅了し続ける作家・瀬戸内寂聴。京セラ創業者にして日本航空の再建も果たし、八千人を超える塾生を指導する経営者・稲盛和夫。
自ら「利他」を実践し続ける二人が、仏教の教えやユーモアを織り交ぜながら、震災後の苦難を生きる「知恵」と「覚悟」を語り合う。
「気分が楽になった」「勇気が湧いてくる」読者絶賛の傑作対談、ついに文庫化。
解説・阿川佐和子

【編集担当からのおすすめ情報】
多忙を極める著者お二人に対談していただくのは、「奇跡に近い難事」(「あとがき」より)でしたが、実際に対談を重ね、「人間として、いかに生きるべきか」を真摯に語り合った本作品は、今を生きる多くの読者に、勇気と元気を与える内容になっていると思います。

文庫解説は、作家・エッセイストの阿川佐和子さん。著者それぞれに会った際の貴重なエピソードをまじえながら、多くの聴衆を惹きつけるお二人の語りや言葉の魅力について解説しています。

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