特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)

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著者 : 笹本稜平
  • 小学館 (2014年9月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094060799

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特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 著者の警察小説は、己の信念に従い、果敢に警察組織に立ち向かう主人公が登場し、カタルシスをしばしば喚起してくれる。
    この作品は一味違い、老人の行方不明に事件性を見い出し、その行方を追う特殊犯捜査係の刑事を描いたミステリー。
    そして、その老人と交流のあった少女の存在が、作品にほのぼの感を与える。
    しかし、事件の背景には、時代を超えた宿縁があり、物語に重層感を持たせている。

  • よくできたお話。それだけ。

  • 拉致や立て篭もりの被害者の救出などを担当する特殊班の刑事・堂園が、失踪した老人の行方を追う様を、500ページ近くを費やして丹念に描いた物語。

    堂園の祖父と失踪した老人・有村との繋がりが、小説の裏のテーマになっている。祖父のかつての故郷・鹿児島にて、戦前戦後を駆け抜けた2人の青年とその恋人たちの哀しい物語。そして、物語の終盤になって解き明かされる謎。その全てが、老人の失踪を引き起こし、堂園の現在の親戚の苦境へと繋がっている。

    死亡した被害者の為でも、手柄が欲しいわけでもなく、被害者を生きて取り戻す事に情熱を傾ける堂園の、上司・高平との信頼関係や、桜田門の事勿れ主義のお偉方への怒りがじっくりと描かれている。展開は王道なので、始めからある程度見えているけれど、その安心感を持って読み進められるとも言える。

    GWなどの休みにじっくり読みたい方に良いかもです。

  • 誰の人生にも花の咲く時期は違うけど咲いたらたくさんの温かい心が周りに溢れてた。主人公の想いは深い。

  • この笹本稜平作品はイマイチ。突然失踪した資産家老人を捜査する警視庁捜査一課特殊犯捜査係の堂園晶彦…宿縁という既定の器になんとか押し込んだような作品。

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特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)の作品紹介

被疑者に甘い奴が、特殊班では切り札になる

東京都葛飾区在住の有村礼次郎という一人暮らしの資産家老人が失踪した。捜査すべき“特異家出人”であるかを探ることになった警視庁捜査一課特殊犯の堂園晶彦は、老人と唯一交流があったという少女・加藤奈々美から、老人と電話で話した際「変な音」を耳にしたことを知る。有村邸の玄関からは血痕が検出され、預金通帳や証書、有価証券、不動産の登記書、時価二億と推定される根付のコレクションが消えた。目撃証言により、彼を拉致したのは鹿児島の元指定暴力団員・中俣勇夫であることが判明。中俣の消息を追い鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村老人が県立鹿児島第一中学校で同級生だったことを知る。二人は高等学校の替え玉受験が発覚したことを機に、故郷・鹿児島を追われていた。県警の刑事・大迫らとともに中俣の潜伏先を特定した堂園は突入をはかるが、その直前、錯乱に陥った中俣が相棒に射殺されてしまう。しかし、拉致されたはずの有村老人は、その場に居合わせていなかった。有村の拉致には、彼と堂園の祖父の過去が大きく関わっていた……。

【編集担当からのおすすめ情報】
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特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 (小学館文庫)はこんな本です

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