非合法員 (小学館文庫)

  • 17人登録
  • 4.00評価
    • (3)
    • (2)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 船戸与一
  • 小学館 (2015年1月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061161

非合法員 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 加瀬邦彦が自死したというのに驚いているところ、船戸与一までもが身罷ったというので、茫然自失というか気が抜けてしまって、朝も昼も食事しないでいたらフラフラになってしまったのです。

    高校生になってすぐ、なにげなく何の予備知識もないまま手にとったこの本の単行本(1979年版)を読んだ時の衝撃は、そう、体中が震え興奮に沸きあがる体験は、今も鮮明すぎるほど鮮やかに覚えています。

    『満州国演義』全9巻をきっちり完成させて逝ってしまうなんて、全巻にサインしてもらったのが良かったのかどうか、まだ第1巻から読み始めたばかり、よーし お弔いだ、怒涛のごとく読むぞ!

  • どこで教えられたか忘れたが、船戸与一のデビュー作と知らずに読んだ。この本が、出版時には全然売れなかったというのが信じられない。
    情報組織に関する情報源がなく、フォーサイスの作品から類推するか噂を受け入れるしかなかった、という話に納得する。

  • 作者追悼。
    デビュー作には作者の全てがあるということだが、
    国家権力に虐げられる弱者の視点、ある。
    暑苦しいような文体、ない。と思ったら文体について作者が苦闘していたことが巻末「デビュウ事情」で触れられていた。
    個人的にはこの「デビュウ事情」が大変興味深かった。

  • 船戸さんが亡くなったのとゴルゴ原作者という要素が重なったことが読むきっかけとなった。最後死なずに敵を殲滅すればゴルゴ。空気感は相当ゴルゴに近い。

  • 単行本で既読。

全5件中 1 - 5件を表示

非合法員 (小学館文庫)の作品紹介

船戸与一衝撃のデビュー作堂々刊行

1977年、非合法員として世界を舞台に暗躍する神代恒彦のもとに、メキシコ内務省保安局から1968年に起こった学生反乱の実質的指導者の四人を始末するよう依頼が入る。その見返りとして高額の報酬を受け取るはずだった神代だが、仲間のベトナム人、グエン・タン・ミンの裏切りに遭い、まんまと金を持ち逃げされてしまう。グエンを捜し出し報酬を取り戻そうとするものの、神代の行く手を、何者かが次々と阻んでいく。最初は、全てグエンの仕組んだ罠だと思っていた神代だが、実は、強大な組織が自分の命を狙っていることがわかり・・・・・。神代は、過去にいったい何をしたのか?なぜ命を狙われているのか?最大にして最高のスケールで描く船戸与一処女作。巻末に、著者特別寄稿『デビュウ事情』を掲載。

非合法員 (小学館文庫)はこんな本です

非合法員 (小学館文庫)のKindle版

ツイートする